柳井正 わがドラッカー流 経営論

  • 2010.03.14
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は、ユニクロ柳井さんの本を紹介します。

「柳井 正 わがドラッカー流 経営論」

評価★★★★★(満点)

長崎のABC不動産の部長のブログ

柳井さんの本と言っても、柳井さんが書いた本ではありません。

昨年、NHKの「仕事学のすすめ」という番組で放送されたものの書籍化です。

タイトルの柳井正+ドラッカーだけで売れそうな本です。

私もタイトルだけで即購入しました。

主には、次の二点に特化して書いてありました。

①企業は自分たちが売りたいものを売るのではなく、

社会から求められているものを提供する。

②企業で働く人は、自分の頭で考えて働く、知識労働者であるべき。

こんなに簡潔に表現すると、スッと入って来ないと思いますが、

この本を読めば、その奥深さが分かります。

柳井さん率いるファーストリテイリングといえば、

1984年、広島のユニーク・クロージング・ウェアハウス

1号店のオープンから始まり、

フリースやヒートテックなどの大ヒットを生み出し、

昨年、2009年8月の決算では売上高6,850億円、

従業員数は1万人を超える、言わずと知れた大企業です。

でも、その大企業の偉大な会長兼社長が語っている内容なのに、

不思議なことに、すごく身近に感じます。

どうしてだろう?

たぶん、普通は、きれいごとに聞こえるようなことも、

ちゃんとその裏にある企業戦略も語られているからかもしれません。

また、この本には、

一番いい会社というのは社長が言ってることが

そのとおりにならない会社。

もちろん、言われたことを右から左に聞き流せというのではなく、

その本質をつかみ、具現化するのは現場スタッフの務め。

とありました。

また、

昨日やっていることをそのまま今日やる社員は、

知識労働者とは言えない。

というようなことも書かれていました。

まったく、そのとおりだと思いました。

でも、自分たちが売りたいものではなく、

社会に求められるものを提供するというのは、

あまり深く考えたことなかったかもしれません。

今、こういう商品に需要があるというのは現場から聞いたりしますけど、

まだ顧客になっていただいていない、

潜在的な顧客に目を向けて、何が求められているか、

それは考えたことなかったかもしれません。

それができるようになったら、当社も、

少しはファーストリテイリングに近づけるでしょうか(笑)

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