長崎のABC不動産のホンダです。
今日も本を紹介します!
「スリー・カップス・オブ・ティー」
著者:グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリバー・レーリン
評価★★★★☆
アメリカ人の青年、グレッグ・モーテンソンが
パキスタンとアフガニスタンに学校を作るノンフィクションの物語です。
こんな風に紹介すると、ほんわかと心温まる物語のようですが、
実際には主人公は幾度となく危険な目に遭っています。
K2登山に失敗したグレッグは、
その麓にあるパキスタンの小さな村の人々に助けられます。
そして、そこには学校がないことを知り、
恩返しにここに学校を建てることを約束します。
でも、そこはタリバンのような過激派が勢力を広げる保守的なイスラム社会。
しかも、時は2001年、あの9.11同時多発テロ事件と同じ時期です。
報復に来たアメリカ軍にグレッグは、
ミサイルでは決して解決できない。
そのたった1発のミサイルを作るお金があれば、
学校をいくつも建てることができる。
彼らに足りないのは教育である。
教育が足りないから、テロリストになるしかないのだと。
まさに「事件は現場で」ですね。
そういう本質を知ることの重要さと、
なにより、人って温かいんだということを教えてもらいました。
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