長崎のABC不動産のホンダです。
今日も本を紹介します。
「奇跡の営業所」
著者:森川 滋之
評価★★★★☆
いや~、おもしろかったです。感動しました。
この本は、昨年2009年に発売された本で、
本の半分は小説、半分は解説になっています。
以前、各電話会社やその代理店が、
躍起になってマイラインの営業合戦をやっていた時期がありましたよね。
あの頃は、当社にも相当な数の営業電話がありました。
小説は、そんな時代の話で、
マイライン受注のための短期開設の営業所でのお話。
主人公の所長と、営業6名、
アポインターや経理などバックオフィス4名の小さな営業所の物語です。
所長は元伝説の営業マン、
バックオフィスは優秀な社員が揃っている半面、
肝心の営業は、全員素人というチーム設定です。
営業不振(最下位!)を理由に、本部の営業部長から、
今月目標達成できなくば、他の営業所との統廃合すると言い渡されます。
事実上、営業所は廃止となり、所長はもちろん、
他のメンバーのほとんどは首になるということです。
期限まで、あと15日。
所長の読みでは、達成まであと100回線分の受注が不足しています。
さて、事業所の存続とチームの運命はいかに・・・。
と、こういう内容の感動小説です。
泣けます。
本の後半は、この小説のそれぞれの場面について、
営業のコツや営業ツールの作り方など、
主に営業とは、上司とは、という視点から解説されています。
営業現場の責任者の方には、
とても参考になるのではないかと思います。
一番印象に残ったのは、
著者が師事しているという方の言葉です。
「万策つきたとき、あきらめないという選択肢がある」
ああ、すごくいい言葉だなぁと思いました。
当社の各店長には、ぜひこの本を読んでもらいたい。
それと、これから新しくリーダーになるスタッフにも、
まずはこの本を読ませたいと思います。
+++++++++++++++++++++++++
長崎市のお部屋探しなら、ABC不動産へ!
ホームページはコチラ→ 『長崎賃貸ネット』
+++++++++++++++++++++++++