長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「ウェイマネジメント」
著者:グロービス、湊 岳
評価★★★★☆
グロービスといえば、
MBA取得の学校、グロービスマネジメントスクールで有名ですが、
グロービスブランドの本であるということと、
「ウェイ」にも興味があったのとで購入しました。
本によると、ウェイとは、
「仕事をする上での考え方や判断、行動の基本」とありました。
経営理念とは、
「企業が拠って立つ信念や哲学、経営姿勢を表現したもの」
行動指針とは、
「従業員にこういった行動をとってほしいと考える基本的な方向性」
ビジョンとは、
「企業がめざす具体的な目標、像」
ミッションとは、
「企業が責任を持って成し遂げたいと考える任務、使命」
と書いてありました。
理念とか、ビジョンとか、
ぶっちゃけ、種類が多すぎて分かりにくいなぁと思っていたのですが、
それがスッキリ整理されていて分かりやすかったです。
ウェイとは、
この中で、行動指針に近いものという位置づけになるらしいです。
ブレない経営をするために「自社らしさ」「自社の価値」を追及し、
それを具体的に実践するための指針、
それがウェイなのだそうです。
しかし、それが分かったところで、
いざ作るとなると、どう作っていいのか、ちょっと難しいですね。
本書では、まずそれを誰が作るべきか、
何を目的に、どう作って、どう浸透させていくか、
それらをストーリー仕立てで解説しています。
作る経緯において、
①過去からの「継承」(続けること)
②過去との「決別」(やめること)
③未来へ向けてのあるべき姿(始めること)
をじっくり考えながら、ストーリーに出てくる登場人物たちの理解が
だんだん深まっていく感じが伝わってきます。
また、作った後は、
認知→理解→行動を繰り返しながら、定着、浸透させていくのだそうです。
そういえば、
少し前に当社の経営企画室による報連相講習会で、
講師役のカワチさんが言ってましたが、
「私は経営理念を知っています」
これは、「認知」。
「私は経営理念に照らし合わせて、やるかやらないかを判断しました」
これが、「理解」だと言ってたっけ。
カワチさん、やるなぁ。
あれは、グロービスばりの講習だったのか。
当社も今、
変革時期における将来に向けた取捨選択を
決意表明しなければならない時期に来ていると思います。
あ、このフレーズも本書の受け売りです。
かっこよく言ってみました(笑)
でも、本当にそう思っています。
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