ブランディング22の法則

  • 2011.02.17
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

ブランディング22の法則

著者:アル・ライズ/ローラ・ライズ

評価★★★★☆

長崎のABC不動産の部長のブログ

以前読んだ、

「星野リゾートの教科書」という本に紹介されていた本です。

1999年に発売された本ですが、今でも通用すると思います。

270ページの本ですが、字数が少なく、

あっという間に読めてしまいます。

また、訳者はあとがきで、22の法則は重複しているので、

10くらいの法則にまとめることができると書いてありました。

そういう意味では、量が「少ない」本ですが、

内容は「濃い」本だと思います。

それに、私はいつも、本をまるまる吸収することができず、

自分が重要と感じた1つ2つのフレーズが頭に入る程度です。

そういう意味では、私にとっては、重複はマイナスにはなりません。

重要なことは、何度でも書いてもらったほうがいいからです。

具体的には、

「ブランドの拡張はブランドを弱くする」ということが、

本書の中で何回も繰り返し警告されています。

強いブランドを生み出すには、

焦点を徹底的に絞り込み、

もはや市場がなくなるくらいにフォーカスした状態にする。

そんな状態が新しいカテゴリーを導入する機会を生み出し、

そして、その新しいカテゴリーでリーディングブランドとなること。

とにかく一番手になること。

大事なことは、

例えば、「品質」を例に挙げると、

本当に品質が業界で一番かどうかは問題ではなく、

買い手の頭の中で品質ナンバーワンになれるかどうかが問題ということ。

リーディングブランド(一番手)ならば、

それが可能だということ。

マーケターの頭の中ではなく、

買い手の頭の中のことを考えるのが重要だということ。

どうでしょうか。

少なくとも私はすごく納得しました。

コトラーとも重複している気がしますが、

とてもおもしろかったです。

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ホンダ

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