長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「ブランディング22の法則」
著者:アル・ライズ/ローラ・ライズ
評価★★★★☆
以前読んだ、
「星野リゾートの教科書」という本に紹介されていた本です。
1999年に発売された本ですが、今でも通用すると思います。
270ページの本ですが、字数が少なく、
あっという間に読めてしまいます。
また、訳者はあとがきで、22の法則は重複しているので、
10くらいの法則にまとめることができると書いてありました。
そういう意味では、量が「少ない」本ですが、
内容は「濃い」本だと思います。
それに、私はいつも、本をまるまる吸収することができず、
自分が重要と感じた1つ2つのフレーズが頭に入る程度です。
そういう意味では、私にとっては、重複はマイナスにはなりません。
重要なことは、何度でも書いてもらったほうがいいからです。
具体的には、
「ブランドの拡張はブランドを弱くする」ということが、
本書の中で何回も繰り返し警告されています。
強いブランドを生み出すには、
焦点を徹底的に絞り込み、
もはや市場がなくなるくらいにフォーカスした状態にする。
そんな状態が新しいカテゴリーを導入する機会を生み出し、
そして、その新しいカテゴリーでリーディングブランドとなること。
とにかく一番手になること。
大事なことは、
例えば、「品質」を例に挙げると、
本当に品質が業界で一番かどうかは問題ではなく、
買い手の頭の中で品質ナンバーワンになれるかどうかが問題ということ。
リーディングブランド(一番手)ならば、
それが可能だということ。
マーケターの頭の中ではなく、
買い手の頭の中のことを考えるのが重要だということ。
どうでしょうか。
少なくとも私はすごく納得しました。
コトラーとも重複している気がしますが、
とてもおもしろかったです。
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