伝える力

  • 2011.04.30
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長崎のABC不動産のホンダです。

先日、テレビを観ていたら、

佐世保大宮町の市場に、

大学生が経営するパン屋があると放送されていました。

「ポワイエ」という店です。

長崎国際大学の学生2人が学業と両立しながら

運営しているのだそうです。

来月には早岐に2号店もオープンするそうです。

若いパワーと勢いを感じます。

近くに行ったら、寄ってみたいと思います。

さて、今日は本を紹介します。

「伝える力」

著者:池上 彰

評価★★★★☆

長崎のABC不動産の部長のブログ-伝える力

私は普段、テレビをあまり観ないので、

実は最近まで池上さんをよく知りませんでした。

しかし、東北震災後に原発の放射能について

特番で話していた池上さんを見て、

なんて分かりやすい説明をする人なんだろう!

とビックリしてしまいました。

私もこんなに分かりやすい話し方を身につけたいと思い、

本書を購入しました。

コンパクトな新書サイズで、

200ページくらいの厚みの本ですので、

お手軽に読める、

いや、お手軽に感じるのは、やはり池上さんが書いたからかも。

スラスラ読めます。

伝える力を養うエッセンスとして、

伝えるために大事なことは、

まず、自分自身がしっかり理解すること。

何かを学ぶときには、

まったく知らない人に説明するにはどうしたらいいか

ということまで意識すると理解が深まる。

どの事実を拾い、どの事実をそぎ落とすかという取捨選択の能力を磨くこと。

などが重要であること。

それから、使ってはいけない言葉があること。

例えば、

カタカナ語は時と場合によって使い分けること(相手によっては使用しない)。

「~性」「~的」は、便利な反面、ごまかしの利く言葉であり、

この言葉を使う人は踏み込んだ思考をしていないことがあること。

「いずれにしても」「いずれにしましても」は絶対に使ってはならない。

これまでに話した論理がムダになる。

あるいは、論理に無理があって、それをごまかしている場合がある。

などです。

私は、本書は単に「伝える力」だけでなく、

ビジネス能力全体を上げる力があると思いました。

営業職の方や、

時期的にいえば、今、新社会人の方にもオススメしたい本です。

最後に、私に一番響いたフレーズを紹介します。

「正しいか正しくないか」とは別に、

「今、何を言うべきか」を判断する能力は、

ビジネスパーソンに求められる資質である。



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