長崎のABC不動産のホンダです。
先日、テレビを観ていたら、
佐世保大宮町の市場に、
大学生が経営するパン屋があると放送されていました。
「ポワイエ」という店です。
長崎国際大学の学生2人が学業と両立しながら
運営しているのだそうです。
来月には早岐に2号店もオープンするそうです。
若いパワーと勢いを感じます。
近くに行ったら、寄ってみたいと思います。
さて、今日は本を紹介します。
「伝える力」
著者:池上 彰
評価★★★★☆
私は普段、テレビをあまり観ないので、
実は最近まで池上さんをよく知りませんでした。
しかし、東北震災後に原発の放射能について
特番で話していた池上さんを見て、
なんて分かりやすい説明をする人なんだろう!
とビックリしてしまいました。
私もこんなに分かりやすい話し方を身につけたいと思い、
本書を購入しました。
コンパクトな新書サイズで、
200ページくらいの厚みの本ですので、
お手軽に読める、
いや、お手軽に感じるのは、やはり池上さんが書いたからかも。
スラスラ読めます。
伝える力を養うエッセンスとして、
伝えるために大事なことは、
まず、自分自身がしっかり理解すること。
何かを学ぶときには、
まったく知らない人に説明するにはどうしたらいいか
ということまで意識すると理解が深まる。
どの事実を拾い、どの事実をそぎ落とすかという取捨選択の能力を磨くこと。
などが重要であること。
それから、使ってはいけない言葉があること。
例えば、
カタカナ語は時と場合によって使い分けること(相手によっては使用しない)。
「~性」「~的」は、便利な反面、ごまかしの利く言葉であり、
この言葉を使う人は踏み込んだ思考をしていないことがあること。
「いずれにしても」「いずれにしましても」は絶対に使ってはならない。
これまでに話した論理がムダになる。
あるいは、論理に無理があって、それをごまかしている場合がある。
などです。
私は、本書は単に「伝える力」だけでなく、
ビジネス能力全体を上げる力があると思いました。
営業職の方や、
時期的にいえば、今、新社会人の方にもオススメしたい本です。
最後に、私に一番響いたフレーズを紹介します。
「正しいか正しくないか」とは別に、
「今、何を言うべきか」を判断する能力は、
ビジネスパーソンに求められる資質である。
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