長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「超思考」
著者:北野武
評価★★★★☆
書店で何気なく見つけた本です。
帯に「バラ色の夢を語っても意味はない。人の世を生き抜く最低限の力をつけろ」
と書いてあったのを見て、興味をそそりました。
タレント本はほとんど読んだ経験がないのですが、
(昔、大橋巨泉氏の本を一度だけ読みました)
おもしろかったです。
読後の感想として、
藤田田氏の「勝てば官軍」を読んだときと同じような印象を持ちました。
口調が強めなんですけど、押しつけられた感じがなく、
妙に納得してしまいます。
全体的には、
平成の今の世を、昭和の世と比較して、
あるいは、タケシさんの価値観で考えて、
ここがこんなふうに変だよっていうことが書かれています。
たとえば、
私もそのとおりだなぁって思ったのは、
「最近は、やせ我慢をする人間が少なくなった」
という部分です。
最近は、できないこと、あるいは、できなかったことに対して、
何も恥ずかしがることなく、
「できませんでした~、えへ」とやるような人が多いです。
できなくても、できると言ったり、
きつくても、涼しい顔をしたり、
お金がないのに、借金してでもお金を出したり、
そんなやせ我慢が自分を育てると私は思っています。
しかし、やせ我慢をしないで、
弱い自分をさらけ出したほうが、ものすごく楽だし、
今はそれが特別カッコ悪いと思われる世の中ではないです。
どうして、そうなっちゃったのでしょう。
そんな本書の中で、
私が一番いいなぁと思ったフレーズはこちら。
「人生はスポーツじゃない。喧嘩だ。
大切なのは結果であり、その結果を手にするための要領だ。」
おまけ
文中の言葉で、タケシさんは、
「チャンネルを回す」と書いていました。
私も同じです(笑)
以前、私よりもっと若い人の前で、
これを言ったら、
チャンネルは「変える」ものだと言われました(笑)
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