長崎のABC不動産のホンダです。
このごろ、人材育成とは、
親が子を育てるのに本当によく似ていると感じます。
いや、似ているというより、まったく同じかもしれません。
先日、このブログでも紹介した、
北野武さんの著書「超思考」に、
『原始人の子どもを現代に連れてきて、
学校に通わせたら、
きっと普通の子どもと見分けがつかない』
と書いてありました。
つまり、人間は何千年も前から、
ちっとも変わっていないということらしいです。
生まれた時点では、
今も昔も、ほぼ皆同じ。
そこから、親の教育を受けて、
あるいは、親がやってること、
言ってることをマネして育っていきます。
タケシさんも親から受けた教育について、
この本の中で、何回も触れていました。
会社でも同じように、
新入社員は、上司の教育を受けたり、
先輩のやってること、言ってることをマネしたりして育っていきます。
私もそうやって今に至っているわけですが、
私の発言、私の行動、私の思考、
そのすべては生まれつきのオリジナルではなく、
これまでに見たことのある、聞いたことのある、
それらすべてを織り交ぜて、
今の自分が構成されているのだと思います。
私は、親、兄弟、友人、上司、部下、
これまでに会ったことのあるすべての人を見て、
あるいは、聞いて、影響を受けてきました。
たとえ会ったことがなくても、
会ったことがある人から間接的に聞いたりもしました。
テレビ、映画、本から学ぶことも多いです。
でも、やはり、
身近な人から学ぶことのウエイトは非常に高いです。
仕事においては、上司。
上司と部下はだいたい、そっくりです。
上司として、部下にやってあげられることは、
本当はとても少ないような気がします。
それは仕事のやり方を教えることや、
手助けしてあげることではないです。
でも、そんなことをするのが、
上司の役割だと考えている人がとても多いです。
私は、仕事とは何なのか、あるいは、
仕事を通して人生観を考える、
そのきっかけを与えることだと思います。
そのためには、
まず上司が仕事や人生を楽しんでいなければなりません。
それらを楽しむには、ある程度レベルを上げる必要があります。
スキーやスノボに行っても、転んでばかりじゃ楽しくないです。
スイスイ滑れるようになって、初めて楽しいと感じます。
そう考えると、
まず自分が精進しなければならないと考える次第です。
精進かぁ・・・。
とりあえず、今年は富士山に登って、
ご来光を全身に浴びる予定です。
いや、それ仕事じゃないし。
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