長崎のABC不動産のホンダです。
梅雨入りして、天気が悪い日が続きますね。
でも、先日の私の代休日(金曜日)は、
やっと雨が上がったので、
待ってましたとばかりに山登りに出かけました。
今日は多良岳をチョイス。
私が登山を始めるきっかけとなった山です。
最初、山登りは運動不足解消と
単にヒマつぶしみたいな感覚でした。
私は田舎生まれの田舎育ちなので、
山とか海とか、元々自然が好きなのです。
多良岳に初めて登ったときは、
長崎にもこういう、
冒険心をくすぐる山があったのかと、
感動しました。
そこから、目覚めたように、
多良岳、経ヶ岳、轟・烽火山、大モミ、五家原岳、雲仙・普賢岳、
と6回の登山を経験しました。
7回目の今回の登山は、
大分の由布岳にチャレンジしたかったのですが、
せっかくなんで、天気の良いときに行きたいです。
そこで、今回は多良岳に登って、
自分の山登りの上達度を確認に行きました。
登山口は、轟峡からにしました。
前回の多良岳も轟峡から登りましたが、
今回は、金泉寺のメジャーな登山口からではなく、
シャクナゲ群落方面から登ってみました。
↑轟峡からシャクナゲ群落方面に登ってくると、
一旦舗装道路に出ます。ここまで40分くらい。
↑そして、そこから少し道路を登ると、
金泉寺への登山口があります。
ここから30~40分くらいで金泉寺に到着しました。
前回とは少し道が違いますが、
レベルアップした自分が分かります。
ここまで全然疲れていません。
ここから、多良岳を目指します。
途中、消防署の方々らしき一団がいました。
全員若い方ばかりです。
すごく元気なご挨拶をいただきました。
ありがとうございます。
長崎の山は若い方が少ないので、
こんなの初体験な感じです。
その先頭で何か指導している方がいます。
私は心の中で、この方を「伍長」と名付けました。
↑多良岳の登山道にある切り株。
笑っているように見えます。
↑だんだん、狭く険しい道になっていきます。
↑岩場は濡れていてツルツル滑ります。
↑右の岩には、鎖が付いていて、
これを頼りに、この岩の向こう側へ進みます。
(左下はガケです)
↑怖~い注意版を発見!
ゴールデンウィークに滑落事故が起きたようです。
私は、無事に多良岳山頂に到着。
しかし、私の目的はここではなく、
もうひとつ、向こう側の山「前岳」の山頂です。
ここから、あと少し。
ここで、今日初めて登山者と会いました。
60~70代と思われる男性です。
これから、前岳に行かれるようです。
私は、滑落事故の注意版を見たばかりだったので、
一応、「前岳は険しいですよ」と注意してみましたが、
「せっかくなんで行ってみる」と、行ってしまいました。
大丈夫かなぁ。
2~3分後、私も前岳目指して出発しました。
↑前岳山頂付近は、ハシゴがあります。
初めてのときは、怖かったです。
↑前岳から見た多良岳。
これだけしか離れてません。
私が前岳を好きな理由は、360度の大展望だからです。
前回来たときは、風がとても強く、怖い思いをしましたが、
今回はあまり風はありません。
その代わり、天気がイマイチ。
↑山頂からの眺め。岩の上にいるのですが、
怖くてこれ以上先に行けません。
山頂で、さっきのおじいさんと会いました。
ちょっとホッとしました。
おじいさんは、私と入れ違いで、
山を下りていきました。
ひとりになった私は、
いつものミッションをやります。
それは、エクレアを食うこと。
山頂で食べるエクレアは最高です。
山頂で勝利のエクレアということで、
私はこれを「ビクレア」と呼
んでいます。
(ビクトリーエクレアの略)
そのビクレアを食おうと、ザックから取り出した瞬間、
山の中で、さっきのおじいさんと、
伍長の話し声が聞こえました。
なんで、伍長がここに?
伍長はとても声がデカイです。
ナガヨシさん(PM事業部)といい勝負。
慌てて、ビクレアを元に戻しました。
一団の中に、紅一点、
若い女性がいたことを見逃してなかったからです。
私は映画「岳」から、この女性を「久美ちゃん」と命名。
久美ちゃんに、ビクレアによってチョコまみれになった
口を見られるわけにはいきません。
そして、わずか1~2分後、
伍長を先頭とした、さっきの消防署の方々がやってきました。
もちろん、久美ちゃんも。
危なかったぁ。
伍長が言うには、さっきのおじいさんは、
なんと長野から来られたそうです。
本場の方でした。
おかしいとは思ったんです。
私もゆっくり歩いたとはいえ、
わずか2~3分の差で出発したのに、
追いつけなかったからです。
私は、このおじいさんを「プロフェッサー」と名付けました。
さて、消防署の方々が
全員前岳山頂に到着したのと入れ替えに出発しました。
山頂はとても狭いので、お邪魔だと思ったからです。
多良岳山頂に戻り、また休憩。
ふと、ここでビクレアタイムにしようと思いましたが、
またもや、すぐ近くで伍長の声がします。
ええ~? 伍長、もう少しゆっくりしてくればいいのにぃ。
仕方なく、すぐ出発し、いっきに金泉寺へ。
金泉寺では、お経の声が聞こえました。
↑これが山の中のお寺「金泉寺」。
(一般車両は入れません)
↑中では、火を焚いて、
お坊さんがお経を読んでいました。
ここでまた、プロフェッサーに遭遇。
プロフェッサーが言うには、
この辺りは、標識不足で分かりにくいとのこと。
多良岳から経ヶ岳に行く途中、
危うく轟峡のほうまで全部下ってしまうところだったそうです。
(そうですよねぇ、私も初めて来たとき、
この金泉寺から多良岳に行く道が分かりませんでした)
プロフェッサーはそう言い残して、
元気に経ヶ岳の方向へ去っていきました。
元気だなぁ。
やっぱり、これくらいの山なら、
本場の方は、楽に縦走できるんだなぁ。
私はまだまだです。
もっとも、本場の方から見ると、
私の登山は、「低山ハイク」という部類ですし。
さて、帰りは元の道を戻りました。
ゴール近くになって、妙に腹が減りました。
そういえば、ビクレアを食ってなかった。
そこで、私のお気に入りの石畳のところで休憩しました。
↑ここです。でも、今日は雨上がりでものすごく滑ります。
↑ようやく、ビクトリーエクレアを食べました。
今日のエクレアは、ローソンのやつ。
腹も落ち着いたので、
帰りは写真を少し撮ってみました。
↑真っ黒い「ヤマガキ」という木。
真夏のナガヨシさん(PM事業部)より黒いです。
↑オレンジ色のちょっと気持ち悪い木、「ヒメシャラ」。
↑沢ガニ。
↑前回通ったときは、可愛い感じだったのに、
無惨に破壊されていた橋。
↑「ヒメシャラの橋」という名前みたいです。
↑橋に引っかかっているのは、オレンジのヒメシャラの木?
もしかして、ヒメシャラの橋は、
ヒメシャラによって破壊されたのか?
今回の登山は、
9時30分スタートで、13時30分ゴール。
約4時間の山行でした。
これくらいの山登りなら、
もうなんともなくなってきました。
そろそろ、富士山目指して、
最低でも7時間は歩き続けられるくらいの体を作っていきたいです。
+++++++++++++++++++++++++
長崎市のお部屋探しなら、ABC不動産へ!
ホームページはコチラ→ 『長崎賃貸ネット』
+++++++++++++++++++++++++