長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「働く君に贈る25の言葉」
著者:佐々木 常夫
評価★★★★★(満点)
著者は、東レ経営研究所特別顧問の佐々木常夫さんです。
よく、書店で「そうか、君は課長になったのか」という本を見かけますが、
この本も佐々木さんの著書です。
自閉症の長男、うつ病から自殺未遂にまで至った奥様、
自身は、東京と大阪との転勤を繰り返すなど、
本当に大変な時期を過ごされたことがあったようです。
そんな著者が、
これまでの経験を活かした様々なアドバイスを
若いビジネスマンに贈るという本です。
実際の文章は、
新社会人になったばかりの甥「遼くん」(仮名)への手紙という形で、
書かれています。
私は以前から、この本は新社会人向きの本なのだろうと、
そう思って、手に取ることもなかったのですが、
最近、ふと手に取って、パラパラと読んでみて、
これはいくつになっても読むべき本だということが分かって、
即購入しました。
これは、もう、
すべてのビジネスパーソンの教科書と言ってもいいくらいの内容でした。
大切なことがたくさん書かれているので、
その一つひとつをここで紹介することは、
とてもできませんが、
この本のポイントとなる一つのフレーズを紹介します。
「それでもなお」という言葉が、
君を磨き上げてくれる。
仕事をしていく上で、失敗すること、
報われないこと、理不尽なこと、
様々な試練ややる気を失ってしまうような出来事があります。
しかし、
「それでもなお」やるのです。
「それでもなお」を積み重ねることで、
成長していくことができるのだそうです。
なるほどぉ。
おっと、本書には「なるほど」と思うだけでは、
ダメだということも書いてありました(笑)
私は、この本のほとんど全部に共感することができきたのですが、
「そういえば」と思うことがありました。
ひとつでも多くの本物に触れる。
という部分です。
本文にはこう書いてあります。
『本物の「重量感」とでもいうのでしょうか、
その感覚をつかんでいるかどうかは、
おそらく仕事力にも関係があります。』
これ、なんとなく分かるんです。
私が美術館などに絵を観に行ったり、
最近では、映画を観るのに、
DVDではなく、映画館へ足を運ぶようになったのは、
「本物」が観たいからなんです。
明らかに「重量感」が違うんですよね。
美術品は特に、実物とポストカードなどに印刷されたものでは、
同じ絵でも、まったく異なるのです。
本当にビックリするほど、まったく別物なんです。
これからも、もっともっと、
本物に触れる機会を創ろうと思いました。
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