長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「情熱・熱意・執念の経営」
著者:永守 重信
評価★★★★☆
ユニクロの柳井さんの本に
オススメとして紹介されていたので購入しました。
精密小型モーターの分野で世界一のシェアを誇る、
日本電産の社長、永守さんが書いた本です。
永守さんは、ハードワークの代名詞のような方で、
元旦の午前中を除いて、
朝7時から夜10時まで毎日働いていらっしゃるそうです。
睡眠と食事、入浴時間以外は休みなく仕事。
すごいですね。
永守さんは、
「社員が休日返上で働く企業だから、
成長できるし、給料も上がる。
たっぷり休んで、
結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」
と述べたことがあるそうです。
そんな永守さんが書いた本書には、
日本電産の成長過程を追うように、
人事や教育、営業、リーダー、財務に至る項目について、
判断基準や方針などが書かれています。
起業の頃に、大手が見向きもしない分野に
「仕方なく」参入したことが奏功した話などは、
最近読んだ、「ストーリーとしての競争戦略」でも、
そういうことが書かれていました。
本書には、「当たり前のことを当たり前にやる」
というような言葉が何度も出てきますが、
永守さんのM&Aの経験から言って、
倒産寸前まで追い込まれている会社に共通するものは、
清掃が行き届いていない、出勤率が悪い、
社員同士であっても挨拶をしないといった、
当たり前のことができてないことなんだそうです。
究極には、経営とは、
当たり前のことを当たり前にやるしかないのですね。
いろいろ複雑なことを考えていても、
結局はそこにつきます。
最後に、本書で特に印象に残った言葉を。
人間一生の収支はプラスマイナスゼロで、
自分がした苦労や努力以上のものを手に入れることはできない。
今、がんばっておこうと思いました。
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