長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「プロフェッショナルの条件」
著者:P・F・ドラッカー
評価★★★★★(満点)
まさかの初ドラッカーです。
今までドラッカー関連本は何冊か読みましたが、
オリジナルを読んだのは、
お恥ずかしい話ですが今回が初めてです。
表紙に「はじめて読むドラッカー」とありますが、
この本はドラッカーの著書11作品を1冊にまとめた総集編で、
ドラッカー未読の私にとって、
まさに最初に読むべき本だと思い購入しました。
理解するために同じ文を2回読んだりしましたので、
250ページくらいの本なのに、
読み終わるまで結構時間がかかりました。
我々、知識労働者(肉体労働者ではない人)は、
どうあるべきか、どうすれば良い仕事ができるか、
簡単にいうと、そういうことが書かれていました。
その中で私がおもしろいと思った部分を少し紹介します。
もう100年も前の話ですが、
アメリカの百貨店「シアーズ」での話です。
当時、シアーズはカタログによる通信販売で有名な会社でした。
注文には、その代金として硬貨が同封されてくるらしいのですが、
シアーズはこの硬化の勘定をやめたそうです。
当時は紙幣や小切手はなく、硬貨だけだったので、
おおよその金額は封筒の重さで計れたのです。
その重さが注文に合えばOKとしました。
また、注文件数の詳細な記録もやめました。
封筒を束にして、その重さを計って、
1ポンドにつき注文40件と計算するだけ。
テキト~!
そんな、なんとも適当なやり方ですが、
注文処理の生産性は2年で10倍に上がったそうです。
大事なことは、手っとり早く、もっとも効率的に、
生産性を向上させること。
行う必要のない仕事をやめること。
今日の知識労働者は、
ほとんど意味のない余分の仕事を課されて、
忙しさを着実に増大させている。
というのが、ドラッカー流の考え方です。
目が覚める思いです。
他にも、いろいろためになる教えが満載です。
紹介するとキリがないくらいです。
これまでに読んだドラッカー関連の本と、
だいぶかぶっていましたが、
やはりオリジナルは良いと思いました。
はじめてのドラッカーは、本書をオススメします!
若い方にぜひ読んでいただきたい本です。
入社1~2年くらいの少し社会経験のある方には、
特にピッタリの本ではないでしょうか。
ちょっと難しいという方もいるかもしれませんが、
ユニクロの柳井社長は、
「本は脳みそに汗をかきながら読むべき」と
おっしゃっていました。
私も、ちょっと情けない話ですが、
結構、無理して読みました(笑)
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