イシューからはじめよ

  • 2012.01.24
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

「イシューからはじめよ」

著者:安宅 和人

満足度:★★★★☆

長崎のABC不動産の部長のブログ

2010年に発売されて話題になった本です。

著者は、ヤフーCOO室長の安宅和人さん。

安宅さんは、元々研究畑の方のようで、

東大→マッキンゼー→イエール大→マッキンゼー→ヤフーという、

経歴をお持ちの方です。

内容を簡潔に述べますと、

前提として、

コンプリート・スタッフ・ワークを

(「いかなるときにも自分が受けた仕事を完遂せよ」の意)

どうやって実践すれば良いか、

まず、それが元になっています。

プロとしての仕事のバリュー(価値)を上げる方法として、

一心不乱に大量の仕事をすることを「犬の道」と呼び、

そのような「根性」に逃げるようなことをしても、

そういう戦い方では達成できない。

100歩譲って、それで達成できたとしても、

その後、その人はそのやり方でしか

部下に仕事を教えることができないので、

リーダーとして大成できない。

もちろん、プロフェッショナルの世界では、

「努力」は一切評価されない。

では、どうするか。

やらなくても良いことをがむしゃらにやっても無駄なので、

まずは、本当に必要な課題を見つけ出し、

その答えを出していくすことでバリューを上げる。

それが、イシューから仕事を始めること。

イシューとは、「何に答えを出すべきか」という、

論点や課題のことです。

ちなみに、

イシューやイシューの解は、

ちゃんと言葉にできないとダメなのだそうです。

言葉にするときに詰まる部分こそ、

イシューとして詰まっていない部分であり、

仮説を持たずに作業を進めようとしている部分。

なるほど、まさに今の私がそういう経験をしています。

言葉にできない、モヤモヤする状況。

ひょっとして、今やっている取り組みは、

イシューではないのか???

仮説を立てて、検証が必要です。

さて、イシューの答えが出たら、

プレゼンする前に、

エレベーターテストなどが有効らしいです。

エレベーターテストとは、

忙しい重役を相手に、

エレベーターに乗り合わせたわずか20~30秒の時間で

自分の提案をプレゼンするというもの。

つまり、その提案が充分に練られていないと、

そのような極端に短い時間で、

その魅力を伝えることは難しいということ。

物が口コミで広がるときの重要な要素は、

その物の特徴が短い明確な言葉で言い表せることだと

以前聞いたことがあります。

特徴やコンセプトがそこまでシンプルに練り込まれたものでないと、

ダメだってことですね。

今、私は様々な案件のタスクリストを作ったりしていましたが、

それ以前に、その案件がイシューなのかどうか、

まずは、その見極めをしなくてはと思いました。

「犬の道」は歩みたくないです(笑)

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