長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「自分のアタマで考えよう」
著者:ちきりん
満足度:★★★☆☆
月間100万PVを誇る人気ブログ「Chikirinの日記」の筆者、
ちきりんさんが書いた「考える力」を身に付ける本です。
ある情報を目にして、それを元に自分の考えを語ったとします。
しかし、その語りは、本当に自分で考えたものなのか。
元々持っていた知識による思い込みなのに、
それを自分の考えと勘違いしていないか。
本書はそこから始まります。
知識や経験による思い込みをやめて、
常にゼロから考える。
それが本当の意味での「思考」であると書いてありました。
「考えた」とは、あるインプットを元に、
なんらかの結論を出した、
ある考えに至ったということであり、
考えるということは、常に「何かを決めること」だということ。
そうすると、何かを思い悩んだり、
情報を眺めていたりするのは、
考えることとは違うということです。
私が最も参考になったのは、
「意思決定のための思考プロセスを最初に考える」です。
どういうことかというと、
「どの情報がどうであれば」→「する」「しない」と、
最初に明確に決めておくということです。
何かを決めるときに、
いつまで経っても何も決まらない状態、
例えば、何時間経やっても何も決まらない会議。
その理由は、判断基準が多過ぎたり、
意思決定のプロセスを最初に考えていないからなんだそうです。
重要な判断基準に焦点を当てて挑めば、
最初から無駄なデータを集める作業をやらなくていいし、
「〇〇が〇〇だったら可決」「〇〇が〇〇ならば否決」と、
とても明快な会議をすることができます。
この部分は、とても参考になりました。
仕事の話ではありませんが、
私はモノを買うときに、
1万円以上のモノは、衝動買い禁止、
しばらく「寝かせて」それでも欲しいと思えば買う、
そうでなければ買わない、
という基準を持っています。
しかし、最近、この基準では不十分だと思っていました。
しばらく「寝かせて」も欲しいと思うモノのほうが多く、
結果、よく消費してしまうのです。
この本をきっかけに、意思決定プロセスを見直し、
①すでに持っている「タイプ」のモノは買わない。
②ライフスタイルに合わないモノは買わない。
という、2つの条件を加えました。
そして、つい先日、
私は以前から普段用の革靴を欲しいと思っていました。
商品もすでに特定していて「寝かせて」いました。
そして、まさに購入しようと意気込んでいたときに、
上の条件を加えたのです。
①の条件はパスしました。
私はスニーカーの類はいろいろ持っていますが、
革靴は仕事用しか持っていません。
しかし、私の休日は、
主に登山やドライブなどのアウトドア、
しかも、今年は旅行や写真を趣味にしたいと思っています。
そこに革靴はマッチしません。
つまり、②の条件に合いませんでした。
結果、革靴購入は自ら否決。
なんかスッキリしました(笑)
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