自分のアタマで考えよう

  • 2012.02.14
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

「自分のアタマで考えよう」

著者:ちきりん

満足度:★★★☆☆

長崎のABC不動産の部長のブログ

月間100万PVを誇る人気ブログ「Chikirinの日記」の筆者、

ちきりんさんが書いた「考える力」を身に付ける本です。

ある情報を目にして、それを元に自分の考えを語ったとします。

しかし、その語りは、本当に自分で考えたものなのか。

元々持っていた知識による思い込みなのに、

それを自分の考えと勘違いしていないか。

本書はそこから始まります。

知識や経験による思い込みをやめて、

常にゼロから考える。

それが本当の意味での「思考」であると書いてありました。

「考えた」とは、あるインプットを元に、

なんらかの結論を出した、

ある考えに至ったということであり、

考えるということは、常に「何かを決めること」だということ。

そうすると、何かを思い悩んだり、

情報を眺めていたりするのは、

考えることとは違うということです。

私が最も参考になったのは、

「意思決定のための思考プロセスを最初に考える」です。

どういうことかというと、

「どの情報がどうであれば」→「する」「しない」と、

最初に明確に決めておくということです。

何かを決めるときに、

いつまで経っても何も決まらない状態、

例えば、何時間経やっても何も決まらない会議。

その理由は、判断基準が多過ぎたり、

意思決定のプロセスを最初に考えていないからなんだそうです。

重要な判断基準に焦点を当てて挑めば、

最初から無駄なデータを集める作業をやらなくていいし、

「〇〇が〇〇だったら可決」「〇〇が〇〇ならば否決」と、

とても明快な会議をすることができます。

この部分は、とても参考になりました。

仕事の話ではありませんが、

私はモノを買うときに、

1万円以上のモノは、衝動買い禁止、

しばらく「寝かせて」それでも欲しいと思えば買う、

そうでなければ買わない、

という基準を持っています。

しかし、最近、この基準では不十分だと思っていました。

しばらく「寝かせて」も欲しいと思うモノのほうが多く、

結果、よく消費してしまうのです。

この本をきっかけに、意思決定プロセスを見直し、

①すでに持っている「タイプ」のモノは買わない。

②ライフスタイルに合わないモノは買わない。

という、2つの条件を加えました。

そして、つい先日、

私は以前から普段用の革靴を欲しいと思っていました。

商品もすでに特定していて「寝かせて」いました。

そして、まさに購入しようと意気込んでいたときに、

上の条件を加えたのです。

①の条件はパスしました。

私はスニーカーの類はいろいろ持っていますが、

革靴は仕事用しか持っていません。

しかし、私の休日は、

主に登山やドライブなどのアウトドア、

しかも、今年は旅行や写真を趣味にしたいと思っています。

そこに革靴はマッチしません。

つまり、②の条件に合いませんでした。

結果、革靴購入は自ら否決。

なんかスッキリしました(笑)

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