ウィニング 勝利の経営

  • 2012.02.22
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

「ウィニング 勝利の経営」

著者:ジャック・ウェルチ

満足度:★★★★☆

長崎のABC不動産の部長のブログ

GEの元CEO、ジャック・ウェルチさんが書いた経営指南書です。

以前から読みたいと思っていた本で、

ようやく読むことができました。

内容は、どんなに難しいことが書かれているのかと思いきや、

私のレベルでも充分に理解できるものでした。

表現もとてもフレンドリー。

ウェルチさんが世界中を周って、

人々に質問された様々なことを元に書かれているので、

実際に我々が知りたいと思っていることがズバリ。

世界の大企業にしかあてはまらないようなものではなく、

普通に我々の世界でもよく見かけるような、

「あるある」話がとても多く、

びっくりするくらいシンプルで分かりやすいです。

たとえば・・・

経営理念(ミッション・ステートメント)は、つまるところ、

「私たちはこのビジネスでどうやって勝とうとしているか」。

価値感(バリュー)を共有し、

それを実践する人には報酬を与え、

しない人には「罰」を与える。

部下には、正面から正直にフィードバックを与える。

関係を取り繕うために本当のことを言わないでいると、

結局は人との信頼関係をぶち壊す。

リーダーには、

ポジティブなエネルギーと楽天的志向を部下に吹き込む人を選ぶ。

常にビジョンを語り続ける。

もうやめてくれと言われるくらいに語り続ける。

聞くほうはいつも初めて聞くのだ。

戦略は非常に単純なものだ。

大まかな方向性を決めて、

死に物狂いで実践するだけだ。

と、こんな感じです。

一つひとつの解説に実際にあった例え話が添えられています。

それがとても生々しい「あるある話」なので、

すごく分かりやすいです。

経営者だけが参考になる本ではなく、

私のような管理職から、

人事部、営業部、

新社会人、さらには、

これから就活をしようとしている学生さんにも参考になりそうな本です。

勝利する企業が採用すべき人物像やその面接方法、

「上司は部下のことをこう考えている」といったことまで書かれているからです。

人事に関しては本当に参考になりました。

ウォーレン・バフェットさんや

ビル・ゲイツさんも絶賛の本です。

節目のときに繰り返し読んでおきたい良書だと思いました。

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