長崎のABC不動産のホンダです。
今日も本を紹介します。
「のぼうの城」
著者:和田 竜
満足度:★★★★★(満点)
少し前にブックオフで本をまとめ買いしたのですが、
これはその中の一冊。
以前から読みたかった本です。
映画化され、昨年公開予定でしたが、
物語の中で「水攻め」が出てくるので、
震災に配慮して、
今年秋の公開に延期されました。
戦国時代、秀吉が天下統一を果たそうと、
関東の北条家を攻めたときのお話です。
その北条家に付いていた成田家の城・忍城を
秀吉配下の石田三成が攻めます。
粒ぞろいの武将、勇猛な血筋の兵士や領民が一体となって、
地の利を活かしつつ、これを防ごうとします。
そんな忍城を取り仕切る主人公「のぼう様」こと、成田長親。
「のぼう」とは、「でくのぼう」から「でく」を取った、
長親のあだ名です。
とにかく不器用な大男なのです。
合戦中に父が死亡し、
城主となった「でくのぼう」の長親の戦力はわずか500人。
対する三成勢は2万人。
こういう設定、よくある話ですが、
それでも主人公・長親のキャラが最後のほうまで読めなくて、
とてもおもしろいです。
私の満足度が満点なのは、
戦国時代の話が大好きで、
大谷吉継など、敵方ですが、
好きな戦国武将も登場するからというのもあります。
ストーリーも痛快で、スピード感もあり、
読んでいて飽きません。
映画のほうもぜひ観てみたいと思いました。
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