長崎のABC不動産のホンダです。
今日も本を紹介します。
「采配」
著者:落合博満
満足度:★★★★☆
昨年、出版された本です。
野球人が直接執筆した本を読んだのは、
これが二度目。
最初に読んだのは、
桑田真澄さんの「心の野球」でした。
この本、すごくおもしろかったんです。
今回もおもしろかった。さすが落合監督。
では、さっそく本書にあった名言を。
孤独に勝てなければ、勝負に勝てない。
(バッターボックスで勝負するのは自分ひとり)
休みたければユニフォームを脱げばいい。
誰にも文句言われずにゆっくり休めるぞ。
3割を超えられない選手の傾向を分析すると、
3割を目標にしているケースがほとんどである。
(3割を超える人は、3割3分を目標にしている)
勝てないときは、負けない努力をする。
(1対0で負けたときは、1点も取れなかった打線にではなく、
0点に抑えられなかった投手陣に対して責任を問う)
日本一を目指して戦うなら、
私は「まさか」で黒星を喫したくない。
(勝負に絶対はない。想定を広げておく)
試合の勝敗とは直接関係なくても、
できることをやらなかったときは、
コーチや他の選手もいる前で叱責する。
まず方法論を示し、成果を見せてやる。
気持ちを切り替える場面で本当にしなければならないのは、
ミスの原因をしっかりと精査し、答えを出してから次へ進むこと。
(気持ちを切り替えるだけではダメ)
自分がいいと思うものを模倣し、
反復練習で自分の形にしていくのが技術。
大切なのは、誰が最初に行ったかではなく、
誰がその方法で成功を収めたか。
あえて、太字にして強調してみましたが、
「休みたければユニフォームを脱げばいい」という部分。
落合監督は、こうも言います。
痛ければナンボでもそう言え。
すぐにファームに落としてやるから。
厳しいですね~。
こう言われると、体が痛いとか、
調子悪いとか言えなくなっちゃいますね。
しかし、私も常々思うのです。
不平不満や愚痴の多い人は、
我慢しないでユニフォームを脱いだほうがいいです。
つまり、その職場を去ったほうがいいと思います。
不平不満や愚痴は、他責的なものの考え方。
そのままでは、きっとうまくいきません。
解決するには、
①与えられたポジションで、無心でがんばること。
②その不満の元になっていることをキチンとした形で会社に提案すること。
③辞めて、自分で起業すること。
これくらいしか考えつきません。
転職してもそうたいして何も変わらない気がします。
もし、①ができるのであれば、それが一番です。
不満に思っていたものは、
仕事を一生懸命やって、自己成長すれば、
消えてなくなることが多いです。
その職場でがんばるか、あるいは去るか、
選択するのは常に自分自身であり、自己責任。
今の職場に残ることを自らの意思で決めたのならば、
無心でミッションをやり遂げることだけを考えるべきと思います。
落合監督も本の最後でこう言っています。
自分の人生を「采配」することにこそ、
人生の醍醐味があるのだと思う。
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