長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「LESS IS MORE」
著者:本田直之
満足度:★★★★☆
著者の本田直之さんは、
ハワイと日本の2拠点を中心とした
デュアルライフを実践している方です。
デュアルライフとは、
グリーンツーリズムを生活本体に採り入れ、
都市と農山漁村地域の2つの拠点を行き交うライフスタイルのことです。
普通のグリーンツーリズムは、
余暇として、自然を楽しんだりしますが、
デュアルライフでは、それを生活の一部としています。
ウィークデーは都会のマンション、
週末は、自然豊かな家で過ごす、
そんなプチデュアルライフもアリかと思います。
では、それは別荘のような位置付けかというと、
そうでもありません。
どこでも仕事ができる環境を作り出し、
もっといえば、仕事と遊びとの線引きがないような状態にして、
それによって、住む場所も選ばずというような、
そんな自由なスタイルです。
究極は、先日、このブログでも紹介した本、
「モノを捨てよ世界へ出よう」の著者、
高城剛さんのように、家を持たず、
トランク一つで世界中を住まいにするスタイル。
仕事がどこにいてもできる人って、
羨ましいです。尊敬します。
しかし、本書では、そうそうマネすることのできない、
夢のようなデュアルライフの話しが延々と綴られているわけではなく、
そんな豊かな生活を送るための初めの一歩といいますか、
ものの考え方、仕事の発想、取り組み方などを提案しています。
その中には、少々手厳しいことも。
人に提供できる価値がないと、
将来生き残れる保証がない。
短い時間で今までどおりの成果を求められる。
能力がない人はいずれ雇ってもらえなくなる。
デンマークでは、
効率が悪いことは致命的で、
仕事ができないというレッテルを貼られてしまう。
どうして、このようなことを言うのかというと、
モノを買うよりも経験をしたほうが幸福度が高く、
経験をするには、時間が必要だという前提があります。
そういった時間を作っていくには、
仕事のやり方も考えなければなりません。
人に提供できる価値があれば、
仕事をする場所や時間も選びません。
また、モノを少なくして身軽になっていれば、
ライフスタイルに変化をもたらす行動、
たとえば引っ越しとか、
そういうこともやりやすくなります。
モノにお金を使わないことで、
その分、経験にお金をかけることができます。
タイトルの「LESS IS MORE」。
「少ないことは豊か」という意味の言葉です。
何をもって豊かというか、
それは人それぞれの価値観だと思いますが、
フラットな姿勢でいろんな価値観を学び、
それを取り入れることができれば、
また新しい人生が発見できそうです。
最後に一言だけ・・・
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