長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「プロフェッショナルマネジャー」
著者:ハロルド・ジェニーン
満足度:★★★★☆
ユニクロの柳井社長イチオシの本です。
以前、柳井さんによる、この本の解説書、
「プロフェッショナルマネジャーノート」を読んだことがありました。
著者のハロルド・ジェニーンさんは、
アメリカの大企業ITTを
なんと58四半期連続増益させたすごい人です。
柳井さんは、広島にユニクロの1号店をオープンし、
下関や岡山などに店舗展開をやり始めた頃に、
書店でこの本に偶然巡り合ったそうです。
この本を読んで柳井さんは、
ビジネスはまずゴールを決めて、
そこへ向かって努力することだということを知り、
「世界一のカジュアルチェーン」を目指し、
まずは「100店舗の達成と株式公開」というふうに、
先にゴールを決めて、それを実行していったそうです。
私も読んでみて、とても刺激を受けました。
満足度の★が満点ではないのは、
やはり以前に「プロフェッショナルマネジャーノート」を
読んでいたから。本はとても素晴らしいです。
ここで、少し本書の言葉を挙げてみます。
本を読むときは、初めから終わりへと読む。
ビジネスの経営はそれとは逆だ。
終わりから始めて、
そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。
最初の四半期に目標を達成できなかったら、
けっして年間の目標を達成することはできない。
経営者は経営しなくてはならぬ!
ある年間の結果を達成したいと思うだけでは不十分だ。
いったんその事業計画と予算を定めたら、
売上やら市場占拠率やら、
その他なんであれ、それを達成すると誓ったことを
成し遂げなくてはならぬことを意味する。
リーダーシップを伝授することはできない。
それは各自が自ら学ぶものだ。
リーダーとして弱いことは最低である。
重要なのは、誰が正しいかではなく、
何が正しいか。
事実はめったに事実ではない。
人々が考えることは、
憶測を強く加味した事実であることに留意せよ。
ちなみに、最後の「事実」については、
私も本当にそう思います。
私は自分の目で見て、
自分の耳で聞いたもの、
あるいは真に信頼のおける人物
(客観的に見ることができる人)から聞いたものしか、
基本的には本当の事実と見ていません。
真の事実がわからないと、
本当にやるべき焦点にズレが生じます。
やっても効果のないことを繰り返し、
現場にストレスを持込み、
遠回りしてしまいます。
また、私は、社内のゴシップにも興味ありません。
業績の良し悪し、人物の評価も、
私はこの目、この耳で判断します。
ジェニーンさんや柳井さんも、
なんだかんだいっても、実績がすべてだと言ってますが、
当社も実績評価が大半を占めるので、
そもそも社内の風評などに惑わされることはほとんどないです。
しかし、そんな事実ではない、
単なるゴシップを真に受けてしまう人も少なくないです。
これを回避するには、
こちらから意図的に多くの質問をして、
もう少し深く掘り下げて話を聞いてみると、
だいたい防ぐことができます。
その情報が憶測によるもの、
他の人が言ったことをその人が真に受けてしまっているもの、
結局、その情報には何の根拠もないこと、
そういうものがだんだん露わになってきます。
そして、最後には、
「いやぁ、実際よくわからないんだけどね」と言います。
なんだよぉ、真面目に聞いて損した・・・
そういうことが大半です。
本当に、事実は事実ではないことが多いです。
事実は本人に直接聞くべし、
自分の目と耳で判断するべし、
自分で集計した数字で見るべし。
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