長崎のＡＢＣ不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「逃げない力」
著者：大橋未歩
満足度：★★★☆☆
テレビ東京の人気アナウンサー、
大橋未歩さんの本です。
引っ込み思案で、
あまりしゃべらなかった学生時代。
「大橋とは一緒に仕事をしたくないスタッフも
たくさんいることを覚えておけ」
とプロデューサーに言われた新人時代。
失敗がトラウマになり、
「噛む」恐怖から、イップスに陥った中堅時代。
私がテレビで見る大橋さんは、
とてもキレイで、悩みなんてないように見える（笑）
でも、テレビの向こう側で、
いろんな悩みや葛藤があったようです。
ところで、私は大橋さんのファンというわけではなく、
本書からビジネスヒントを得ようとか、
自己啓発をしようと思ったわけでもありません。
実は、当社は女性の割合が６割を超えていて、
年々、その割合は高まるばかりです。
特に２０代の若い女性社員が多い。
そこで、女性の、
しかも３０代くらいでキャリアのある方の
本を読んでおいてもいいかなぁと思ったのです。
若い頃、誰もが悩むこと。
本当にしたい仕事と、
会社員として求められる仕事のバランスです。
これについて、大橋さんは、
「やはり十年目くらいまでは仕事を選ぶべきではないと思う」
といっていました。
確かに私もやりたいことをやるまで、
相当かかりました。１０年以上。
でも、やっとやりたいことをやれるようになっても、
それは当然初めてやることなので、失敗のリスクもある。
好きな、やりたい仕事とはいっても、
うまくいくとは限りません。
失敗したときに、自分を支えてくれるのは、
過去にがんばった自分だけです。
（あ、ちなみにこれは大橋さんじゃなくて、
武田鉄也さんの名言です）
だから、やはり今の与えられたポジションで
がんばらなきゃならない。
そして、その経験を支えにして次のステップへ。
そういう順番がある。
皆、そうやって長い人生を乗り越えているのだと思う。
さらに、大橋さんはこういってました。
職場でモテる女性とは、
「力を抜いているようにみせられる女性」である。
自分自身にある程度の隙を作り、
周囲が自分とコミュニケーションをとりたくなる余白を残しておく。
働く女性の大きな責任感を
あえて前面に出さない賢明さが必要だということ。
おお、まさに私が女性社員に望むこと。
いや、他人に厳しすぎる男性社員にも同じことが言いたい。
さすがだなぁ、大橋さん。
大橋さんは、
それをタレントのYOUさんの仕事ぶりから発見したそうです。
確かにYOUさんは、テレビではゆる～い感じしますもんね。
でも、仕事への責任感はすごく強いらしいです。
個人的には、大橋さんの弟の話に感動しました。
弟さんはアメフトをやっていて、
あるとき大事な大会を前にケガをしてしまったそうです。
さぞかしショックを受けているだろうと思っていたら、
平然として、淡々とリハビリをしていたとか。
そのとき、弟さんはこういったそうです。
「結果がすべてやからな」（注：大橋さんは神戸市出身）
なんと、不可抗力であるケガでさえ、
結果として受け入れ、
当たり前のようにまた前を向き、
努力をし続けている。
私も見習わねば。
これは本当に見習わねば。
そういえば、大橋さん、
ファイナンシャルプランナー２級を取得したそうです。
早稲田大学大学院にも入学。
私は早稲田は無理ですが、
ＦＰは取得してみようかな。
やってやろうかな。
結局、なんだかんだいって、
自分の自己啓発になった本書でした（笑）
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
長崎市のお部屋探しなら、ＡＢＣ不動産へ！
ホームページはコチラ→ 『長崎賃貸ネット』
魅力ある物件だけを集めた特別版→『長崎賃貸セレクト』
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
