長崎のＡＢＣ不動産のホンダです。
今日は本紹介します。
「君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか！？」
著者：田村耕太郎
満足度：★★★★☆
著者は、政治家、会社経営者、証券マンなどの経歴を持ち、
現在は、エール大やハーバード大の研究員を経て、
アメリカの超名門シンクタンクに所属している人です。
日本のパスポートは世界最強。
日本人はどこの国でも好意的な印象を持たれるそうです。
最初の段階で嫌われないのは、
間違いなくアドバンテージ。
そんな有利な立場で世界へ出て、
世界で学び、あるいは世界で成功を納めたら、
そんなアドバンテージをもたらしてくれた先代の方々に感謝し、
日本に戻って、母国の発展のために貢献しませんか？
最後はそういうふうに締めくくられています。
ここで、本文について、少し抜粋してみます。
今後はテクノロジーに取って変わられる
単純労働しかできない人間の価値は、
ゼロに近くなる。
今、急速に、日本中の企業が外国人を雇用している。
とにかく海外の人材はよく働くし優秀だ。
これからは明確に自覚するべきだ。
君の代わりは、いくらでもいる。
世界がつながってくる中で、君らは、
頭脳、精神、肉体を日々鍛錬している、
そんな連中と戦わざるを得ないのだ。
自分の目でいろんな世界を見て、何かを感じ、
自分の頭で考える訓練をしておくべきだ。
そのためにも世界を見ると同時に、
たくさんの本を読み、自分に知識を詰め込みながら、
自分と向き合い、自分の価値判断の基準を作っておくことだ。
われわれの未来は二つに分かれる。
「英語ができる人」と「英語ができない人」だ。
国内で海外へ出るための資金調達ができない時点で、
海外でのサバイバル力が不合格と判定されるようなものだ。
今の仕事で競争力を高めていくことが先決だ。
詰め込んでいるモノが何もないのに、
留学したり起業したりしても、
長期的に成果を上げることは難しい。
と、こんな感じです。
少し厳しい部分を抜粋している気もしますが、
全体的に、このように熱い本です。
読後の感想を一言で言い表すと、
世界の人々、あるいは世界で活躍する
日本人の方々と比較すると、
私は猛烈に勉強不足だと思いました。
英語は今後、たとえ小さな会社でも必須となると思い、
学習しておこうと思ったのが３年前くらい。
聞き流しの英語学習をやりましたが、
効果なく、というより、途中で飽きて中断。
そんなダメダメな私も最近またやっと重い腰を上げて、
英語学習に取り組み始めました。
今度は英語勉強法を調べて、
NHKのラジオ英会話が良いと聞き、
今それをやり始めて１ヶ月です。
私は英語がすごく苦手。
勉強に慣れるまでは、無理せず、
ラジオ英会話１本に絞って毎日やる
という目標で始めました。
ただラジオを聞き流すだけではなく、
自分で言えるようになるまで、
テキストを見ながら何回も何回も繰り返し聴く。
それを毎日やっています。
番組自体は１５分ですが、
最短でも３０分、難しいセンテンスがあるときは、
もっとかかります。
さすがに、これくらいの遅いペースだと、
１ヶ月ではほとんど効果を自覚できません。
映画を観ると、今までよりも英語が言語として、
耳に入ってきている感じはしますけど。
苦手意識があるので、
無理するより、長く続けられることを優先してましたが、
本書を読んで、やはり少し甘かった気がします。
もう少し詰め込んでがんばろうと思いました。
そういう意味では、
すごくいいタイミングで本書と巡り合えて良かったです。
本書には、
海外で起業して成功している人たちの例も書いてありますが、
どちらかといえば、留学に関することが多いので、
１５～２０歳くらいの人たちが読むと、
ひょっとしたら人生変わるかもしれません。
ちょうど、昨日の日経電子版にも、
最近は、東大ではなく、ハーバード大などの、
海外の有名大学を目指す人が増えている
という記事が出ていました。
そうそう、最近、
日経新聞を電子版に変えてみました。
スマホで読んでいます。
カフェなどで読むときにとても便利。
そういえば、学習には、
時間を無駄にしないためにも、
そういうツールも必要だということも書いてありました。
iPadの購入を真剣に検討しようと思いました。
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