長崎のABC不動産のホンダです。
今日も本を紹介します。
「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」
著者:ダニエル・ピンク
満足度:★★★★☆
有名すぎる本なので、いまさら感がありますが、
私はちゃんと読んだのは今回初めてです。
2006年に発売された本です。
訳者は、今「企業参謀ノート」で話題の大前研一さん。
やはり、大前さんの訳は読みやすいと思いました。
これからは創造性があり、
反復性がないこと、
つまり、イノベーションとか、
クリエイティブ、プロデュースといった
キーワードに代表される能力が必要になっていく。
仕事上の成功を収められるかどうかは、
デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがい
の六つのセンスに左右されるといいます。
プログラミングなどの左脳的で反復性のある仕事は、
新興国などの安い労働力や、
コンピュータに仕事を奪われてしまう。
だから、もっと右脳的な能力が必要となる。
豊かな時代に売れているもの。
たとえば、ローソク。
単に明りを求めるなら、
電球はいくらでも安く手に入れられます。
なのに、アメリカのローソク市場は、
年間24億規模なのだとか。
豊かな時代の人間には、
「美しさや超越への欲求」があるのです。
当社のような不動産業界の人間にも、
興味深い話もありました。
病院での話ですが、あるデータでは、
デザインの良い部屋に入院していた患者のほうが、
あまり感じの良くない部屋にいた患者よりも、
鎮痛剤の投与量が少なくてすみ、
平均して2日早く退院できたそうです。
やはり、デザインの良い部屋は、
人を健康にするんだと思いました。
当社には、デザイナーを本気で志す社員がいます。
今、インテリアコーディネーターの
資格取得を目指して、猛勉強中。
そうやって、これからの時代に必要とされる能力を
ひたすら磨き上げています。
私も負けないように六つのセンスを
磨いていきたいと思いました。
とりあえず、今のところ、
雑誌を見るとか、小説を読むとか、
広報のカワチさんと、
ボケとツッコミの練習をするなどの
応急処置はやってます(笑)
あ、笑いやユーモアのセンスもいるらしいので。
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