長崎のＡＢＣ不動産のホンダです。
本日、１０月２１日（日）は宅建主任試験のため、
大変ご不便をおかけしますが、
全店、臨時休業させていただいております。
当社ではそんな宅建主任者の割合を大幅に増やすために、
今年は特に力を入れており、多くの社員が試験に挑みます。
試験の合格率は、毎年２割を切っています。
少々狭き門ですが、本職なのでがんばってほしいと思います。
さて、今日は本を紹介します。
「ミッション 元スターバックスのＣＥＯが教える働く理由」
著者：岩田松雄
満足度：★★★★☆
ザ・ボディショップを日本で展開するイオンフォレストＣＥＯ、
スターバックスコーヒージャパンＣＥＯを歴任した人が書いた、
経営ビジネス書です。
著者の岩田さんが最初に就職したのは、日産自動車。
工場を見学しながら、そこでの上司に教わったこと。
「この工程で価値を生んでいるのは、
鉄板同士が溶接されてくっつくということだけ。
あとは何も関係ない。
部品の運搬をどう効率的にやろうが、
会議で何を話し合おうが、
それは本質的に価値を生み出していない。
あの火花が散っている瞬間だけが、
価値を生み出している」
この一文だけで私は★４つ分の満足度を得られました。
まさにそのとおり。
私も新入社員にこういうことを教えられる人になりたい。
価値を生み出している部分にきちんとフォーカスできる人になりたい。
本書にも、
「そんな火花を見ようと意識している人だけが、
本質的な価値を生む瞬間がいつなのかを
はっきりと見出すことができる」
と続けられています。
言われてみれば当たり前なのに、
今までそういう発想はなかったです。
利益を出すことを中心としている本ではなく、
（もちろん、利益を出すことは重要ですが）
働く意義の部分に焦点を当てています。
タイトルにもなっていますが、
「自分たちのミッションは何か」というものを問うものです。
そういうミッションを明確に持っている人は、
お金を目的としている人より、がんばれるから。
その例として、本書には、著者の成功体験や失敗談、
スターバックスの感動実話などが紹介されています。
ビジネス書なのですが、感動します。
カフェで読書していて、
不覚にも涙をなが、なが、
流さな～い。
今回は流しませんでした。
でも、かなり危なかったです。
私も今日から火花が散っている瞬間を意識したいと思います。
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