長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「セシルマクビー 感性の方程式」
著者:高井尚之
満足度:★★★☆☆
渋谷109の人気ナンバーワンブランドとして有名な、
「セシルマクビー」。
実は、私はあまり知りません。女性ブランドなだけに。
でも、名前だけは知ってます。
ここ数年、私は、
自分たちの仕事は、
お客様のライフスタイルに合わせた、
多種多様な物件の仕入れとマッチングだと思いながら、
仕事を進めてきました。
最近では、さらに考えを深め、
ライフスタイルの中でも、
ファッションに焦点を合わせた
部屋作りを重点的に行っています。
ライフスタイルとひと言で言っても、
仕事や家族構成などの生活の本質となる要素にフォーカスすると、
家賃、立地、広さといった定量的な選択になります。
しかし、それだけなら、
たとえば洋服で表現すると、
着る服はどんな形でもどんな色でも、
予算やサイズがピッタリで、
気候に合っていればOKということになります。
私にはそういった定量的な部屋探しの
マッチングがどうもしっくりこない。
お客様への提案に何かが足りない気がするのです。
普通はそういう服の買い方はしないと思っています。
やはり、自分のファッションがあり、こだわりがある。
しかし、住居となれば、個性は薄れる。
大事な大事なファーストプレイスなのに。
(スタバのサードプレイスのパクリ)
外国の実験によると、
デザイン性の高い病院に入院した患者は、
そうでない病院に入院した患者より、
退院が早く、投薬も少なく済んだというのを
本で読んだことがあります。
やはり、デザインは重要。
ファーストプレイスなら、なおのことです。
そこで、最近では勉強のために、
住まいの雑誌だけでなく、
ファッション誌なども積極的に読むようになり、
アパレル業界にも興味を抱くようになりました。
そんなときに書店で見かけたこの本。
最初の数ページを立ち読み(笑)していたら、
「今やファッションビジネスは衣料品に限らず、
衣食住すべてのライフスタイル全般を形づくる、
あらゆるモノ・コトを対象としています」
と、セシルマクビーを運営する
ジャパンイマジネーション会長・木村達央さんの言葉を発見!
ドキュ~ンと、やられました。
まさに私が欲していた言葉。
そうですよね。私もそう思うんです。
そう思ったので、この本を即買いしました。
内容は、セシルマクビーの歴史やブランドテーマ、
そこで働くスタッフの方々や、
外部スタッフのインタビューなどで構成されています。
セシルで働く女性の大半は、
元セシルのお客だったので、
ゼロから商品に惚れ込むことを教育しなくていいそうです。
また、販売スタッフは、
「自らそのブランドの着こなしを提案するモデル」
というふうに考えられています。
そういえば、パタゴニアの創業者・イヴォン シュイナードさんも、
「自分自身が顧客である。
製品に思い入れのない人間を雇うというのは
理解しがた行為である」
そう言ってました。
私たちも、まずは自分たちで住んでみて、
賃貸をとことん使いこなした上で、
商品を創っていかなければならないと思いました。
いろんな賃貸住むぞ~。
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