長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「人を動かす力 歴史人物に学ぶリーダーの条件」
著者:渡部昇一
満足度:★★☆☆☆
歴史人物の話が大好きなので購入。
しかし、今回、久しぶりに滑った感じ(泣)
戦国武将の話は、
童門冬二さんの本が好きなのですが、
本書は、戦国武将から、松下幸之助さんまで、
幅広い時代の偉人が登場していたので、
そこを楽しみにしていたのですが。
人を動かす方法というよりは、
リーダーと参謀の違いを説いた感じの本です。
したがって、並みの人では、
人を動かせないような、
そんな気さえしてきます。
参謀は必ず学問に長けていることが求められるが、
リーダーは必ずしも学問を必要とせず、
決断ができればよい。
そう書いてあります。
確かに、偉人と言われる人々は、
人間的な魅力や器量が普通の人より大きく、
優秀な人材は、そんな人に仕えるケースが多いです。
中国の「三国志」や「項羽と劉邦」、
日本の「太閤紀」などの話を聞いても、
そういうケースばかりです。
しかし、私が求めていた内容とは少し違っていて、
そこが残念でした。
個人的には、リーダー論とは少し違いますが、
本書に出てきた「ネルソン精神」はおもしろかったです。
戦争で日本が敗れたのは、
ネルソン精神を持っていなかったせいだといいます。
ネルソン精神とは、
ナポレオンの時代に活躍した、
イギリス海軍の提督ネルソンの精神論。
「敵の船を見つけたら、
撃って、撃って、撃ちまくれ」
というヤツ。
普通、艦長は敵船を発見したとき、
自船や自軍のことを考えて、
攻撃を躊躇するそうです。
それを躊躇なくやるのが、
ネルソン提督のやり方です。
そういう人、敵に回すと怖いですね。
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