長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「60VISION 企業の原点を売り続けるブランディング」
著者:ナガオカケンメイ
満足度:★★★★☆
「ナガオカケンメイのやりかた」を読んで、
60VISIONに興味を持ち、続けて本書を購入。
私が元々知っていたのは、
「カリモク60」だけでしたが、
著者のナガオカさんが経営する「D&DEPARTMENT」のHPを見て、
いろんな老舗企業が参加していることを知りました。
60VISION(60と書いてロクマルと読みます)は、
ロングライフなモノを伝えるプロジェクト。
決して、レトロブームに乗って、
昔のモノを復刻しているというものではありません。
本を読んで、「D&DEPARTMENT」で売っているモノを見ると、
なんとなくその世界観がわかります。
私も大好きな世界です。
本書は、そんな60VISIONのこれまでの活動、
商品誕生のストーリーが描かれた本です。
全部、欲しくなりました。
ますます「D&DEPARTMENT」にも行きたくなりました。
福岡あたりにもショップできるといいな。
さて、本書でも勉強になった部分がありました。
それは、「成功イメージを共有できる提案方法」。
もし、商品ができたら、それを売ったら、
こういうふうになるという、
具体的にイメージができるものを
リアルに作ってしまうというもの。
たとえば、パッケージ。
商品がまだできてもいないのに、
パッケージを見本として作ってしまう。
他にも、架空の新聞記事(取材を受けたとして)、
駅に貼る大型ポスターなども全部ダミーで作る。
そうすると、提案を受けた会社の担当者は、
よりリアルに成功イメージを頭の中に描くことができる。
新しいことをやろうとすると、
必ず反発があります。
それは、結果が見えていない(想像できていない)から。
でも、このやり方なら、うまく説得できそう。
さすがです。
そういえば、前回、「ナガオカケンメイのやりかた」を
このブログで紹介したとき、
広報のカワハラさんが私のブログの更新を
ツイッターでつぶやいてくれたのですが、
そこへ、ナガオカさんご本人からツイートいただきました。
いやぁ、嬉しかったです。
そうそう、私、結構本のレビューをここで書いているので、
出版社の方からメールいただいたこともあります。
レビュー数はまだまだたいしたことないのですが、
何事も続けていると、いろいろ良いことあります。
でも、前々から、読む冊数を減らして、
なるべく少ない本を深読みするほうへ
シフトしたいなと思っているところですが、
なかなかできません。
機会損失のように感じるからです。
もう今さら自分探しやるような年齢でもないのですが、
可能性を自分で閉ざしたくはない。
そう思っているからです。
はっきり、自分はこれだと、
目標になる人物や考え方が定まれば、
あれこれ求めることもなくなるのだと思います。
そういう意味では、ドラッカーより、
ナガオカケンメイさんをお手本にしたほうが、
「自分らしさ」があるような気がしています。
+++++++++++++++++++++++++
長崎市のお部屋探しなら、ABC不動産へ!
ホームページはコチラ→ 『長崎賃貸ネット』
魅力ある物件だけを集めた特別版→『長崎賃貸セレクト』
+++++++++++++++++++++++++