戦略読書日記

  • 2013.09.15
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長崎のABC不動産のホンダです。

読書を続けるなかで、

最近なんだか外しまくっているのですが、

ようやく読み応えのある本に当たりました。

今日はその本を紹介します。

「戦略読書日記」

著者:楠木 建

満足度:★★★★☆

ホンダのチンタイ・ソウル

名著「ストーリーとしての競争戦略」の

宣伝本にもなっているような気もしますが、

おもしろかったです。

「ストーリーとしての競争戦略」はあまりにおもしろすぎて、

広報のカワハラマネジャーにも強く薦めました。

このときばかりは、貸さずに、自分で買ってもらいました。

それほど良い本だと思ったからです。

読後の第一声は、頭が疲れたぁ~と言ってましたが。

著者の楠木さんは、

仕事に関係のない読書だけで年間300冊読むという読書好き。

(仕事で読むのは読書とは思わないそうです)

読みながら、その裏にある論理を読み解くのが好きなのだそうです。

内容は、そんな著者がこれまでに読んだ本の中から、

厳選した21冊の本を紹介しながら、

本職である競争戦略を語っています。

競争戦略をテーマに、

あたかも本と楠木さんが対談でもしているかのような、

そんな本です。

21冊中、私が読んだことある本はたったの1冊だけ。

ああ、こういう本を読めば、

もっと良い読書ができるのかもしれないと思いました。

本書は、競争戦略の勉強にもなりますが、

どちらかといえば、読書そのものの勉強になります。

本書の序章で、あの名物社長、

日本電産の永守さんのエピソードにも触れていました。

リーマンショックのとき、

これまでの経営ノウハウでは乗り切れないと感じた永守社長は、

行き先を言わず、1ヶ月間図書館に通い続けたそうです。

1930年代の世界恐慌から、

業績を急回復させた企業についての本を片っ端から読み、

ひたすら考えたのだとか。

その序章の中で、楠木さんはまずこう言っています。

「読書は経営のセンスを磨き、

戦略ストーリーを構想するための筋トレであり、

走り込みである。

即効性はない。

しかし、じわじわ効いてくる」

楠木さんは、

経営とはセンスであり、

スキルではないといいます。

スキルと言われれば、

あれを勉強しよう、この資格を取得しようとなりますが、

センスだと言われてしまったら、

どうにもならないとよく言われるそうです。

読書は、そんなセンスを磨くための筋トレ。

私ももっと筋トレしようと思いました。

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