長崎のＡＢＣ不動産のホンダです。
長崎くんちが始まりました。
アーケードは人でいっぱい。
中央橋の「梅ヶ枝餅」の露店は、
早くも行列ができています。
私には何の違いかわかりませんが、
「梅ヶ枝餅」には行列ができていて、
すぐ近くの「梅乃枝餅」では、
行列どころか、誰も買っていません。
そんなに違うもんなんですかね～。
ちなみに、私は昼食のついでに、
ドラッグストアでジュースを買ったのですが、
レジで初めて「ポイントカードお持ちですか？」と
言われませんでした。
すごく心地よかったです。
毎回、「いえ、持ってません」って言うのは、
正直なところ面倒なのです。
男性の方だったので、察してくれたのでしょうか？
ネクタイ姿の私に。
さて、今日は本を紹介します。
「ジェノサイド」
著者：高野和明
満足度：★★★★☆
２０１１年のヒット小説、
「ジェノサイド」をようやく読みました。
売れた本はだいたいおもしろいですね。
はずれが少ないです。
物語の主人公は、
東京で創薬化学を研究している大学院生の古賀研人と、
アメリカ人で、特殊部隊出身の傭兵のイエーガー。
本来、何の接点もないはずの二人が、
物語の中で交差します。
（注：ここから、ちょっとネタバレです）
急死したはずの父から不可解なメールが届いた研人は、
大学教授だった父が隠れ家で密かに続けていた研究を引き継ぐことに。
一方、不治の病にかかった息子の医療費を稼ぐために、
アフリカのコンゴへ傭兵として向かったイエーガー。
イエーガーをリーダーとした４人の傭兵たちが目指したのは、
コンゴの密林の中に住むピグミー族たちの集落。
ここに未知の生物がいるという。
イエーガーたちを現地へ送り込んだ、
アメリカ政府の目的は、この未知の生物の抹殺だった！
この作戦の指揮をとる、
ＣＩＡと国防総省を顧客に持つシンクタンク、
シュナイダー研究所のアーサー・ルーベンスは、
なんと、測定不能というほどのＩＱを持つ天才。
さらに、ピグミー族の集落には、
ナイジェル・ピアースという人類学者も
すでに滞在していた。
イエーガー、ルーベンス、ピアース、
三者それぞれの思惑が飛び交う、
頭脳と肉体のバトル。
そして、日本の古賀研人の研究も、
実は、イエーガーやピアースとの繋がりが！
アクションだけでなく、
頭脳戦も見どころとなっている本作。
おもしろすぎて、一気読みしてしまいます。
ただ、戦闘時の描写がちょっとグロいです。
リアルすぎて、臭いまで伝わってきそう。
そんな目を背けたくなるシーンもあります。
本なのに（笑）
「２４」などの頭脳＋アクションが好きな方には、
オススメです。
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