ABC不動産のホンダです。
当社が8年前にリノベーションした賃貸が空いたので物確してきました。
物確というのは、物件確認の略です。
モルタルのフロアと無垢のフロアが段差によって仕切られた部屋です。
手前味噌ですが、長崎にもこんなおしゃれな賃貸があったのかと思います。
(残念ですが、すでに成約済みです)
8年経過したモルタル床は・・・
ヒビが入っていました。まぁ、これはこうなるのに8年もかかりません。
専門的に詳しいわけではありませんが、こういうものらしいです。
そして、8年経過した無垢材は・・・
いい感じに育っていました(色が濃くなっていました)。
ですが、思ったより変化してない。たったの8年くらいじゃまだまだなのかな。
リノベーションの見積りのとき、無垢材は高いと施工部に言われるのですが、
そのぶん長く持つし、エイジングによって価値が上がる素材は無垢材のみ。
そういえば、我が家にも無垢材のテーブルがあるのですが、こちらもかれこれ8年くらい経ちます。
だけど、なかなか育ちません。目指す重厚なオールド感を出すには、軽くあと20~30年くらいかかりそうです。
最初から中古買えばよかった。
最近の私の物確の中心は、経年変化の具合や窓外の景色や周辺環境などが主体になっています。
設備や間取などは、すでにWEB上に公開されているのでお客様はすでにご存知のはず。
広報や販売(営業職)が語るべきセールスポイントは、
それ以外の物件の定性的(いい感じ!)な魅力をお伝えすることだと思います。
以前、テレビに東京の不動産会社の人が出ていて、その人の物確には案内ルートも入っていました。
お客様を車で現地にご案内するときのルートです。
近くにショッピングセンターや素敵な街並みなど、見ていただきたいものがあるときはその前をわざわざ通るのだそうです。
そのルートも事前に物確しているんですね。さすが、いい準備してるなー。
私は若いころに当時の上司から毎日「準備8割!」なんて言われて育ちました。
成功の8割は準備で決まるという意味です。
さて、当社では賃貸アドバイザーを募集しています。
準備しないと落ち着かない(行き当たりばったりが苦手)という人も向いていると思います。
詳しくはHPをご覧ください→https://abcnagasaki.com/recruit/