ABC不動産のホンダです。
暑さ寒さも彼岸までといいますが、長崎の残暑はくんちまで、というのが定説になっています(たぶん)。
今年も長崎くんちはコロナの影響で中止となり、「くんち前までに」「くんち後に」といった、
ビジネスのスケジュール管理の目安にまで浸透していたイベントがなくなり、そんな会話もすっかり聞かなくなりました。
さびしいですね。
さて、先日撮影にいった物件は、
窓からこんな景色が見える素敵なお部屋でした。
中華街の南側に接した「福建通り」と呼ばれる通り沿いにある物件です。
建物の1階には「ネオクラシッククローバー」という洋菓子店があって、
ここの「長崎石畳ショコラ」というケーキは、全国ご当地おやつランキングでグランプリを受賞した絶品!
周囲には石畳の街並みや中華街などがあって、「長崎らしさ」を満喫できる立地です。
「建築は体験だ」と言った建築家がいましたが、賃貸も、いや賃貸だからこそ、モノではなくコト、
すなわち、そこに住んだらどんな住体験ができるか、というのが部屋選びの基本ではないでしょうか。
この物件はいま募集中です。詳しくは→コチラ。
体験で思い出しましたが、EC化が進んでいる業界のリアル店舗は、
そこでどんな体験ができるか、というのがテーマというか、存在意義になっているようです。
商品在庫が山のように積まれた店舗より、実際の使用をイメージできるようなディスプレイが施されていたり、
実際に触れることができたり、店員さんはセールスが得意な人ではなく商品に詳しい人だったり。
わかりやすいのは、アップルストアとかソニーストアみたいな感じでしょうか。
以前、私がカメラをキャノンからソニーに変えたきっかっけも、とあるカメライベントでの「体験」でした。
私は、当時キャノンの5DmarkⅡというカメラを使っていて、
これを当時最新の5DmarkⅣにアップデートするかどうかを検討していました。
会場には、各社のブースに試せる実機が置かれ、試し撮りすることができました。
ソニーブースでは、なんとバスケットのデモ試合が行われていて、
試しにこいつ(新型カメラ)で動いている選手を撮ってみなよ、と。
すごかった。ピントが選手に吸い付いて、どこまでも離さないという感じ。
家に帰って、はじめてのソニー製カメラをポチリました。
ところで、私は動きものを撮らないので、ピント性能はほとんどいらない、ということを追記しておきます。
買い物とは、感情なんですね。論理じゃないんです、ほんと。
というわけで、リアル店舗での販売は、ネットと同じことをやっても売れないかもしれないですね。
商品説明ではない、感情に訴えかける体験が必要です。
さて、当社では賃貸アドバイザーを募集しています。
詳しくはHPをご覧ください→https://abcnagasaki.com/recruit/