ABC不動産のホンダです。
いまからちょうど10年前に当社でリフォームさせていただいた部屋が空いたので、撮影に行ってきました。
当時は、無垢材を使ったリノベーションをよくやっていました。
古くなったお部屋を再生するときに、既存の部分をあえて残すこともよくあるので(そこが魅力!)、
その部分が浮いてしまわないようにコーディネートしようとすると、どうしてもツヤのある床材では違和感が生じます。
質感のいい硬めの無垢材を使えば、うまく調和できます。
このお部屋では、ダメージデニムのように、新品でありながらヴィンテージ感を出した無垢材を採用し、
既存物と調和しながらグレードアップすることができました。
最初からヴィンテージものだったので、10年経ったいまでも見た目は施工直後の状態とそれほど変わりませんでした。
キッチンのモザイクタイルや照明器具もレトロにコーディネートされていてとてもおしゃれです。
キッチンは普通の公団用だし、玄関ドアは塗装しただけの再利用ですが、
「古いけど、なにか?」とでも言いたげな、新築に媚びることなく堂々としているところが男前。
「古いけど、内装はピカピカで新築っぽいでしょ?」では、せっかくのヴィンテージ物件が台無しですから。
この物件は、現在募集中です。詳しくは→コチラ。
さて、人材採用活動の一環として書いてきたこのブログですが、既定の採用の目途が立ち、いよいよ大詰めとなってきました。
今回、ラス前くらいのつもりで書いております。
結局、あまりいいこと書けませんでしたが、
販売(営業)職における重要ポイントの一つをまだ書いていなかったことに気がつきました。
それは・・・
ズバリ、見た目(外見)です。
当社の長崎大学前店の若き店長は、夏でもジャケットとネクタイ着用でがんばっています(ポリシー?)。
見る側からすると、真夏はさすがにちょっと暑苦しいんじゃないのと思うときもありますが、
外見に対して、なにか自分で決め事を持つことはとても良いことだと思います。
ちなみに私は、紺のスーツ、黒の靴しか着用しません(夏はグレーのパンツも履きますが)。
無地、ストライプ、シャドーストライプと地味に変化をつけてはいますが、オール紺色です。
以前は、グレーや茶系のスーツ、茶系の靴なども使っていましたが、
これらは販売の色じゃないなと思ったことと(あくまで個人的な感想です)、
服装は相手の印象に残らないくらいがちょうどいいと思うこと(個性より清潔感)、
あとは、スーツと靴の色が決まっていると、シャツやネクタイなどの選択が楽だという利点も。
販売・営業職における服装や髪型は、自分本位のファッションではなく、
相手にどう映るか、というのがポイントです。
私が若いころは、ジェームズ・ボンドが基本だ、と先輩に教えられました。
007映画の最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で、いよいよダニエル・クレイグさんのボンドはフィナーレを迎えましたが、
ダイニエル・クレイグさんのボンドファッションはとても格好いいです。まさに、紳士の基本だと思います。
加えて、活舌や声の大きさも大事です。
話が相手に伝わらないとき、説明がわかりにくかったとか、話し方の工夫が足りなかったとか、
いろいろ考えると思いますが(相手のせいにするのは論外)、いちばん最初に疑うべきポイントは、
「声が小さくて聞こえていない」あるいは「早口すぎてわからない」ということではないでしょうか。
当社の賃貸管理部のカワミチくんは、
声のとおりや話すテンポがとても良く、その声の美しさは、蒲田健と井門宗之の間くらい(やや井門宗之寄り)。
あの声で販売(営業)されたら、買ってしまうかも、なんて思います。