ABC不動産のホンダです。
夜景が美しいお部屋っていいですね。
こちらは分譲マンションの最上階の一室。いま、賃貸で入居者を募集中です。
分譲マンションなので、設備や内装も通常の賃貸より豪華なのですが、
あくまで個人的な趣向でいうと、私は賃貸を見たり選んだりするとき(私も賃貸ユーザーです)、
設備や内装の良し悪しで心が揺れることはほとんどありません。
それより「そこに住むことでどんな体験ができるか」というデザインは入居動機になり得ます。
趣味のひとつが美術鑑賞ということもあるのでしょうか、この眺望が毎日眺められるというのは健康にいいなと思います。
この物件の詳細はコチラ。
世の中の日常業務には、正しい結果に導く手順や方法が記されたマニュアルが存在し、
生産性を高めるために適切に標準化されているといえば聞こえは良いですが、
そのぶん個人の裁量が少なくなっているような気がします。
やる気やモチベーションは個人の裁量の有無やそのサイズによって生まれることが多く、
業務の標準化はやる気が起こらない原因の一つになっていると思います。
しかし、考え方によってはどうでしょう。
いま目の前で行っている仕事が、たとえマニュアルで決められたものであったとしても、
仕事のなかに「自分がある(自分を込める)」というのは確実に存在していると思うのです。
昨日、バスに乗っていて思ったのですが、
「バスが止まってから席をお立ちください」という車内アナウンスには、運転手によってだいぶ差があります。
厳しい口調で執拗に何度も注意する人、柔らかい口調で注意を呼びかける人、実際に席を立つ人がいない限り何も言わない人。
乗客の安全を守るために「バスが動いているときは着席を促す」というマニュアルがあるのだと思いますが、
乗客への伝え方には、「自分がある」としか思えません。
よく似た例が飛行機でもありました。
私は旅行が趣味なのですが(いまはできなくて残念ですけど)、
いったいいつから始まったのか忘れてしまいましたが、私は飛行機が怖いんです。
以前はそういうことなかったのですけど。なぜかはわかりません。
とある国内線で、風が強くていつになくよく揺れたことがありました。
正直すごくびびっていたのですが、このときの機長のアナウンスがとても素敵でした。
「風の影響で強く揺れることがありますが、運航にはまったく問題ありませんのでご安心ください」。
「ま」と「た」の間が2秒くらい空いたのではないでしょうか(私にはそう聞こえました)。
これほど力強い「まったく」を聞いたのはこれが初めてだと思うくらいの強い発音でした。
おかげで私はまるで子供のように安心して眠りにつくことができました。
普通の「気圧の影響で揺れることがあっても運航には問題ない」というアナウンスはよく聞きますが、
これだと、そこに「自分」はありません。感情のこもらない業務的な言葉では乗客は(少なくとも私は)安心できない。
ここがまさに仕事の楽しさやおもしろさだと思うのです。
ビジネスでは、「何をやるか」とか、「なぜやるか」というのが重要な場合もありますが、
働き手にとっては、「何をやるか」以上に「どうやるか」が毎日楽しく仕事していくうえで必要なことだと思います。
さて、当社では賃貸アドバイザーを募集中です。
さっきの機長さんのような方がいらっしゃいましたらぜひ。
詳しくはHPをご覧ください→https://abcnagasaki.com/recruit/