長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
『アダム・スミス「国富論」が説く 「お金」の実践経済学』
著者:カレン・マクレディ
評価★★☆☆☆
経済学者アダム・スミスの「国富論」と現在の経済を照らし合わせて、
世界経済の問題点などを考える、そんな本です。
タイトルに「お金」と入ってますが、
流行りの投資本のようなものではないです。
1テーマ4ページの読みやすい構成になっています。
サブプライム問題のことはもちろん、
過去の10%を超えるハイパーインフレのこと、
経済の歴史は繰り返されることなどが書かれています。
なるほどと思ったのは、
「労働者の賃金は、お金で支払われるが、
実質的な収入は、そのお金の額ではなく、
そのお金の値打ちであり、そのお金の金銀の量ではなく、
そのお金と引き換えに得られる物品なのだ」
という部分です。
お金そのものに価値があるものではないということが、
インフレを経験すると分かるみたいですね。
私が社会に出てから今まで、インフレはまだ経験していません。
これから、どうなるんでしょう。未来の経済は誰にも読めませんよね。
見えない未来に備え、今をがんばるのみです。
さて、最近、本のチョイスに失敗が続いています。
あ、本が悪い訳ではないです。
読み物としては、充分おもしろかったです。
あくまで、今の私に向いていないだけです。
それと、相性なんでしょうか、
どうも外国の人が書いた本は合わないことが多いです。
それでも今回買ってしまったのは、
最近のブームに乗せられてしまったみたいです。
最近は、ニーチェとかゲーテなどの偉人モノや、
東大生モノなど、
頭の良い人たちが冠になった本が多いです。
ついこの間も「スタンフォード大学」と表紙に書いてあっただけで、
「20歳のときに知っておきたかったこと」という本を
買ってしまいました。
心理学でいう、「人は権威に弱い」というのがよく分かります。
私もめっぽう弱いようです。
しかし、今の私には理論的な本より、超実践的な本が良いです。
具体的で、すぐマネできるくらいのヤツが読みたいです。
次回こそは、そんな本をゲットしてきます。
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