「お金」の実践経済学

  • 2010.08.10
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

『アダム・スミス「国富論」が説く 「お金」の実践経済学』

著者:カレン・マクレディ

評価★★☆☆☆

経済学者アダム・スミスの「国富論」と現在の経済を照らし合わせて、

世界経済の問題点などを考える、そんな本です。

タイトルに「お金」と入ってますが、

流行りの投資本のようなものではないです。

1テーマ4ページの読みやすい構成になっています。

サブプライム問題のことはもちろん、

過去の10%を超えるハイパーインフレのこと、

経済の歴史は繰り返されることなどが書かれています。

なるほどと思ったのは、

「労働者の賃金は、お金で支払われるが、

実質的な収入は、そのお金の額ではなく、

そのお金の値打ちであり、そのお金の金銀の量ではなく、

そのお金と引き換えに得られる物品なのだ」

という部分です。

お金そのものに価値があるものではないということが、

インフレを経験すると分かるみたいですね。

私が社会に出てから今まで、インフレはまだ経験していません。

これから、どうなるんでしょう。未来の経済は誰にも読めませんよね。

見えない未来に備え、今をがんばるのみです。

さて、最近、本のチョイスに失敗が続いています。

あ、本が悪い訳ではないです。

読み物としては、充分おもしろかったです。

あくまで、今の私に向いていないだけです。

それと、相性なんでしょうか、

どうも外国の人が書いた本は合わないことが多いです。

それでも今回買ってしまったのは、

最近のブームに乗せられてしまったみたいです。

最近は、ニーチェとかゲーテなどの偉人モノや、

東大生モノなど、

頭の良い人たちが冠になった本が多いです。

ついこの間も「スタンフォード大学」と表紙に書いてあっただけで、

20歳のときに知っておきたかったこと」という本を

買ってしまいました。

心理学でいう、「人は権威に弱い」というのがよく分かります。

私もめっぽう弱いようです。

しかし、今の私には理論的な本より、超実践的な本が良いです。

具体的で、すぐマネできるくらいのヤツが読みたいです。

次回こそは、そんな本をゲットしてきます。

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