見せるだけで売れてしまう「事例広告」の方法

  • 2011.03.11
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

見せるだけで売れてしまう『事例広告』の方法

著者:村中 明彦

評価★★★★★(満点)

長崎のABC不動産の部長のブログ-jireikoukoku

なにか効果的なDMや営業ツールを作れないものかと考えていたときに

書店で巡り会った本です。

最初はネットで調べて他の良さそうな本があったので、

実物を見に行ったのですが、

それは私が欲していたものと違っていて、
代わりにこの本を見つけました。

やっぱり、本と靴はネットではなく、

現物を見て買ったほうが良いと思いました。

さて、久々に★5つ(満点)をつけてみました。

それは、この本が宣伝広告だけでなく、

「私たちは本当に良い仕事をしているのか」

それを考えさせてくれたものだったからです。

自社のブランディングとか、

難しいことを考えて、難しいゴールを設定するよりは、

「事例広告を作る」という、

一つの宣伝パターンを作ることを通して、

自分たちの仕事のあり方を考えたほうが、

遥かに身近に感じられたんです。

本書では、通常、私たちが作っている広告は、

「売る側モード」の一方的な自画自賛でしかないとバッサリ。

言われてみると、そうですよね。

広告は「買う側モード」、お客様目線でなくてはならない。

お客様が知りたいのは、企業の自画自賛ではなく、

実際それを使ってみてどうだったか、という本音の部分。

だから、実際に使ってみた人に取材をして、

それを事例として掲載しましょうという内容です。

サンプルが作れる商品なら、

普通にそのサンプルを持って営業に行けばいいし、

デモンストレーションができる商品なら、お客様の前で実演してみればいい。

気軽に試し買いができる価格の商品ならば、

お客様が自分で勝手に試すことができます。

しかし、我々不動産業のように、高額かつ、

持ち歩けない商品やサービスなどの無形の商品を売る場合はそうは行きません。

さらに、そもそもトークだけで何本も契約を取って来れるような

営業のスーパーエキスパートが何人も在籍していれば問題ないのですが、

地方の小さな会社では、なかなかそうもいきません。

そこで、この本では、事例広告によって、

無形のものをサンプル化することをすすめています。

「モノを売る最強のツールはサンプルを見せること」と本文にも書いてあるとおり、

確かにサンプルを見せるくらいなら、

新人の営業パーソンでもやれそうです。

そして、それを作るのは、実は私個人の得意分野でもあるのです。

これは今すぐに着手しようと思いました。

この本に感謝です。

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