長崎のABC不動産のホンダです。
ヤフーニュースを見ていて、
目頭が熱くなりました。
宮城の給油所「最後の営業」という記事です。
記事はコチラ→Yahoo!ニュース
さて、今日も本を紹介します。
「スターバックスの感動サービスの秘密」
著者:荒田 雅之
評価★★☆☆☆
スタバに興味があったのと、
本のデザインがとても良く、
それにつられて購入した感じです。
ビジネス書としては、
量的にも内容的にも、少しボリューム不足を感じ、
私の評価は★を少し下げていますが、
読み物としては、とてもおもしろかったです。
そう、これは「読み物」でした。スタバ社史みたいな感じ。
日本全国に880店舗もあるスタバ。
ビジネスホテルのテナントにスタバが入っただけで、
そのホテルの格が上がり、
稼働率が上がったという話もあるとか。
本書の中で、すごいと思ったのは、
パート・アルバイトであっても、社員と区別せずに、
80時間に及ぶ研修を実施するということです。
その中で大事なことは、
バリスタのスキル(コーヒーを淹れる技術)を学ぶだけでなく、
スタバの歴史、企業文化、価値観、社風などが
教え込まれることだと思います。
スタバは「顧客ビジネスとしてコーヒーを売っている」と
書いてありました。
「スタバが売っているのは、
コーヒーだけでなく、
癒しの空間や上質な時間である」という考え方です。
それを考えると、研修に80時間というのもうなずけます。
普通なら、新人アルバイトの研修は、
現場の店長か、もっと悪ければ、
他の先輩スタッフが最初に数時間教える程度でしょう。
私にも学生時代にレストランでのアルバイト経験がありますが、
そんなもんでした。
スタバの徹底した社員教育は、
当社も同じ接客業として、とても刺激になりました。
技術的なプロを育てると同時に、
会社の企業文化や価値観というものも伝えていかなければ、
そのあとのどんな取り組みも、
うまくいかないのだということも理解できました。
それにしても、しつこいようですけど、
本の内外のデザインがとても良かったです。
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