長崎のＡＢＣ不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「山登りはじめました」
「山登りはじめました２」
著者：鈴木ともこ
評価★★★★★（満点）
女子のためのコミックエッセイです。
本来は。
でも、登山ビギナーの私にはピッタリの本です。
オヤジでも楽しく読めますし、
女子本といっても、ナメたらいけません。
本書には、そうそうたる山々が登場しますし、
ちょっとした縦走記録もあります。
現在の私のレベルでは、
とても歩けないようなところもたくさんあります。
山のガイドブックと考えれば、
写真と文章で構成された普通の本より、
マンガで語られる体験談である本書のほうが、
実にリアルで分かりやすいです。
「山登りはじめました」は、
高尾山、木曽駒ヶ岳、立山、尾瀬・至仏山、
鎌倉アルプス、富士山、丹沢・塔ノ岳
が紹介されています。
観光色の強い高尾山から始まって、
だんだんステップアップしていくのが分かります。
これらの山々には、
本書だけの情報で登れてしまうのではないかという詳しさ。
（もちろん、地図などは別に必要だと思いますけど）
なんといっても、ノンフィクション（たぶん）なのがいいですね。
あの富士山でさえ、私でも登れそうな気になってしまうくらい、
リアルな等身大な情報満載です。
続刊の「山登りはじめました２」は、
草津白根山、常念岳、八ヶ岳・天狗岳、
屋久島・宮之浦岳、槍ヶ岳
が紹介されています。
唯一の九州の山、屋久島・宮之浦岳、
登山者なら誰でも一度は行ってみたい槍ヶ岳が
載っています。
私も、まずは、あまり無理なく登れそうな
木曽駒ヶ岳あたりから行ってみたくなりました。
そして、屋久島、富士山、最後はやっぱり槍ですね。
女性はもちろんですけど、
男性にもオススメしたい本です。年齢関係なく。
登山に興味がない方など、特に読んでもらいたいです。
作者も、最初はまったく興味なかったようですから。
登山といえば、
なんでわざわざ、きつくてツライ思いをしなくっちゃいけないの？
って思ってる人も多いはずです。
そういう方にぜひ読んでもらいたいです。
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