長崎のABC不動産のホンダです。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。
長崎はGW前半、あまり天気がよくありませんでした。
後半になるにつれ、回復していくようですが。
弊社も明日からお休みをいただきます。
5月3日~6日までの4日間です。
5月7日(月)より平常通り営業致します。
さて、今日は本を紹介します。
「幾千の夜、昨日の月」
著者:角田 光代
満足度:★★★★☆
「八日目の蝉」の原作者、角田光代さんのエッセイです。
書店で単行本コーナーをなんとなく見ていたら、
きれいな表紙をした本が。
著者を見ると、角田光代さんの名前。
映画でしか見たことありませんが、
私は「八日目の蝉」をすごく気に入っています。
一度、角田さんの本を読んでみたいと思っていたのです。
本書は、小説ではなくエッセイですが、
ぺらぺらっと立ち読みして、
旅先の夜のことを書いた本のようだったので、
なんとなくその雰囲気が気に入って購入しました。
読んでみると、
旅先のことだけの話ではなかったのですが、
「夜」をテーマに、基本的には「孤独な夜」を、
退屈や恐怖もあるけれど、
どこか、そんな夜もいいなぁと思わせてくれるような内容です。
モロッコやエジプト、タイや香港、モルディブ・・・。
本当にいろんなところが出てきます。
読んでみて、私もまさにこんな夜を味わいたくて、
旅行や山へ出かけるのだなと思いました。
旅先の夜以外にも、こんなことが書いてありました。
引っ越しをして、その当日の夜、
大半の荷物はまだダンボールの中にあり、
がらんとした部屋で、テレビも音楽もない、そんな夜。
その静けさの中で、自分は何も持っていない、
本当にひとりぼっちなんだと知る。
それでも不思議と失望しない。
そのさみしさが心地よい。
でも、次の日には、もうそれも消えて、
いつもの生活に戻る。
引っ越し当日だけに味わえる感覚。
(だいぶ、はしょってます)
これ、なんだかわかるんですよね。
私も今までに10回以上引っ越しをしていますが、
引っ越し当日の感じはなぜか好きなのです。
あれ、なんなのでしょう。
そういうことで、
引っ越し当日の感覚を体験してみられたい方は、
ぜひ、ABC不動産へ!
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