長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”」
著者:山田 昭男
満足度:★★★★★(満点)
未来工業という、
主に電設資材等の製造をやっている会社の
創業者・山田昭男さんが書いた経営書です。
未来工業は、
社内の電気が暗いこと(節電)で有名な会社らしいです。
著者の山田昭男さんもすごく有名みたいですね。
私は、お恥ずかしながら知りませんでした。
知らなかったから、衝撃的でした。
良い悪いは別として、
受けた衝撃の大きさから、
満足度は★5つの満点です。
未来工業は、
①社員の年間休日日数が140日、残業禁止。
②徹底的にコストを削り、利益を社員に分配する。
③徹底した差別化方針。
簡単にまとめると、こんな会社です。
今まで、新しい取り組みをやろうとするとき、
当社の会議では、
「他社はどうしてるの?」
「すでに数社が取り組んでいます」
「じゃあ、やろうか」
そんな会話がよくあります。
未来工業では、それとはまったく逆で、
他社がやっていることは逆にしない。
徹底的な差別化が行われているのです。
たとえば、穴が2つあいているのが当たり前の部品。
未来工業では、必ず差別化しなくてはいけないので、
穴を4つあけた。
これが便利だということで、大ヒット。
ビニールパイプは、グレーだと相場が決まっていた頃、
未来工業では、これも差別化しないといけないので、
アイボリーにしてみたとか。
パイプは天井裏を通すので、
色を変えても結局見えないから、
やっても同じだろうという意見もあったそうです。
しかし、「買うときには見えてるんだから」。
というのが、未来工業の答え。
実際に、お店に暗いグレーのパイプと、
明るいアイボリーのパイプが並んでいたら、
どちらを買うか? という考え方です。
この本、私にはあまりにも衝撃的だったので、
カワチさんにも読んでもらいました。
あ、カワチさんは最近では、
私のご意見番のようなもんです。
ブログでは、「広報」になっていますが、
実際には、管理部門を全部任せています。
そのカワチさんも思わず唸ってました。
そう、この本、賛否両論ある。
やっていいのか、マネしていいのか、
わからない。
山田さんの話を聞いても、
やはりそのとおりにマネできない人たちが
実際に大勢いるようで、
本書の中でも、
「やってみて、試してみてダメだと言ってるのか?」
「やってもいないのに、何がわかるのか?」
「結局、今のやり方で結果が出ていないのだろ?」
と、差別化に踏み切れない人たちをそう指摘しています。
う~ん。
ちょっとやってみようかな。
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