日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”

  • 2012.05.28
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

「日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”」

著者:山田 昭男

満足度:★★★★★(満点)

長崎のABC不動産の部長のブログ

未来工業という、

主に電設資材等の製造をやっている会社の

創業者・山田昭男さんが書いた経営書です。

未来工業は、

社内の電気が暗いこと(節電)で有名な会社らしいです。

著者の山田昭男さんもすごく有名みたいですね。

私は、お恥ずかしながら知りませんでした。

知らなかったから、衝撃的でした。

良い悪いは別として、

受けた衝撃の大きさから、

満足度は★5つの満点です。

未来工業は、

①社員の年間休日日数が140日、残業禁止。

②徹底的にコストを削り、利益を社員に分配する。

③徹底した差別化方針。

簡単にまとめると、こんな会社です。

今まで、新しい取り組みをやろうとするとき、

当社の会議では、

「他社はどうしてるの?」

「すでに数社が取り組んでいます」

「じゃあ、やろうか」

そんな会話がよくあります。

未来工業では、それとはまったく逆で、

他社がやっていることは逆にしない。

徹底的な差別化が行われているのです。

たとえば、穴が2つあいているのが当たり前の部品。

未来工業では、必ず差別化しなくてはいけないので、

穴を4つあけた。

これが便利だということで、大ヒット。

ビニールパイプは、グレーだと相場が決まっていた頃、

未来工業では、これも差別化しないといけないので、

アイボリーにしてみたとか。

パイプは天井裏を通すので、

色を変えても結局見えないから、

やっても同じだろうという意見もあったそうです。

しかし、「買うときには見えてるんだから」。

というのが、未来工業の答え。

実際に、お店に暗いグレーのパイプと、

明るいアイボリーのパイプが並んでいたら、

どちらを買うか? という考え方です。

この本、私にはあまりにも衝撃的だったので、

カワチさんにも読んでもらいました。

あ、カワチさんは最近では、

私のご意見番のようなもんです。

ブログでは、「広報」になっていますが、

実際には、管理部門を全部任せています。

そのカワチさんも思わず唸ってました。

そう、この本、賛否両論ある。

やっていいのか、マネしていいのか、

わからない。

山田さんの話を聞いても、

やはりそのとおりにマネできない人たちが

実際に大勢いるようで、

本書の中でも、

「やってみて、試してみてダメだと言ってるのか?」

「やってもいないのに、何がわかるのか?」

「結局、今のやり方で結果が出ていないのだろ?」

と、差別化に踏み切れない人たちをそう指摘しています。

う~ん。

ちょっとやってみようかな。

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