長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「媚びない人生」
著者:ジョン・キム
満足度:★★★☆☆
慶応義塾大学大学院の准教授のジョン・キムさんが、
ゼミ生を送り出す際に語っている、
「最終講義」を本にしたものです。
社会人になるにあたって、
様々な心構えが載っています。
しかし、それは仕事のやり方や選び方など、
そういうものではなく、
人生の送り方を指南するものです。
ひょっとしたら、
今の私にも参考になることがあるのでは、
と思い購入しましたが、
さすがに、もう他の本で読んだ内容と重複していたり、
読んでみると、キムさんの考え方に、
意外に私の考え方も近く、
特に目新しく教わることが少なかったように感じます。
そういう意味で私の満足度は★3つ。
でも、本書のオススメ度は★4つか5つ(満点)くらい。
本書は、
周囲を気にすることなく、
自己成長を意識することを強く薦めています。
他人の評価を気にして、
気に入られるように演じる。
演じ続けていると、
いったいどれが本当の自分なのか、
わからなくなる。
そういうことが書かれています。
そして、ラストのほうでは、
緊張感のもとで生きた人間は、
いつ死んでも人生の価値は最大になっている。
人生は、生きる長さに価値があるのではなく、
この瞬間、この瞬間に、
どれくらいの緊張感を持って、
懸命に生を尽くしたかどうかにこそあるのだ。
とあります。
私は、似たような内容を以前学んだので、
それほど衝撃的ではありませんでしたが、
初めて読む方には、
最終章は強い刺激を受けると思います。
「人間は確実に死ぬ。
死んだ後に君はどんなふうに人々に記憶されたい?
君の生きた証しというものについて、
君はどんなふうに今、語れるだろうか」
キムさんが学生との1対1の面談のときに、
そういう話をすると、
学生の目から大粒の涙がこぼれるそうです。
そう、みんな一生懸命生きているからです。
しかし、思ったような結果が出せない。
そうやって、目の前の物事と格闘して生きている。
私も、一瞬一瞬、
緊張感を持って過ごしていきます。
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