社員をサーフィンに行かせよう

  • 2012.07.08
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

社員をサーフィンに行かせよう

著者:イヴォン・シュイナード

満足度:★★★★★(満点)

長崎のABC不動産の部長のブログ

山屋の私としては、読むのが相当遅れました(笑)

2007年の本です。

著者はアウトドアブランド「パタゴニア」の創業者。

イヴォンさんご本人の生い立ちから、

パタゴニア創業のきっかけ、

現在に至るまでの道のりが時系列で紹介されています。

製品の生産者として、

自然環境保護への取り組みや、

それに対する企業理念なども本書で読むことができます。

イヴォンさんは、

CEOをはじめ、経営に必要な幹部を雇い入れ、

自身は自然のフィールドに常に身を置いて、

自分自身が自社製品の一番熱心な顧客であり続けています。

タイトルの「社員をサーフィンに行かせよう」ですが、

パタゴニアでは、

「いい波がきたら、いつでもサーフィンに行ってよし」という

ルールなんだそうです。

本物のサーファーは、

いつサーフィンに行くと予定を立てるのではなく、

いい波がきたときに行くものだと書いてありました。

そして、その機会を社員にも与えることで、

本物のサーファーを雇用することができる。

それだけでなく、

仕事中にサーフィンに行っても、

仕事量が減ることはないので、

その分、効率よく集中して働くことが必要となるし、

また、社員がお互いにカバーし合う環境も不可欠となる。

たとえば、海屋がサーフィンに出かけているときは、

山屋が仕事をカバーする。そして、その逆もある。

逆があるからこそ、

サーフィンに出かける社員に、

快く「いってらっしゃい!」と言える。

社員をサーフィンに行かせることで、

そういった、キビキビした仕事や

連帯感が生まれるのだといいます。

それと、自分自身が自社製品の顧客となることで、

製品開発や販売にも役に立ちます。

製品に対する思い入れも違います。

イヴォンさんは、

製品に思い入れのない人間を雇うというのは、

理解しがたい行為であると言っています。

そして、私がこの本に教わったことで、

最も重要だと思ったのは、

求めるべきはスローエコノミーであり、

スロービジネスである。

という部分です。

本の中でも繰り返しこのことが出てきます。

あまりゆっくりするのは苦手ですが、

事業を強引に成長させようとすると

失敗するというのは理解できました。

注文が増えてから、生産量を増やしていく。

そういう自然な成長が良いという意味ですね。

ところで、パタゴニアは、

実際にアウトドアスポーツをやっている人、

しかも、その中でもコアな人をターゲットにしているそうです。

それなのに、街のファッションとしても、

同社の服やギアが売れている。

私もパタゴニア製品は、

いくつか持っていますが、

ライトウェイト・トラベル・スリングという、

軽量のショルダーバッグが今一番重宝しています。

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↑私のは黒ですが、カラーは他にも、

パープルやブルー、グレーなどもあります。

私のオススメは、ディーププラムという、

本体が濃い紫色で、ピンクのジッパーのヤツです。

私が買うとき、たまたま品切れだったんです。

でも、黒はシンプルで、

どんな服ともマッチするので、楽でいいです。

これ、丸めると超コンパクトになるので、

旅行のときにバッグに入れておいて、

現地では、これ一つで身軽に行動できます。

元々、街での延泊が必要な登山用に購入しました。

登山が終わって、飛行機などの都合で、

都会でもう一泊というときに、

大きなザックを担いで動くのはちょっと不便だったからです。

しかし、このバッグ、旅行はもちろん、

普段の休日でも毎週のように使っています。

あと一個欲しいくらいです。

パタゴニアは、一番近い直営店だと、

福岡の天神ですが、長崎でも、

出島ワーフの「ネイティブグリーン」というお店で売っています。

パタゴニアの服は、ちょっと大きめなので、

通販よりは、直接お店で購入したほうが安心です。

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