長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「ロスジェネの逆襲」
著者:池井戸潤
満足度:★★★★☆
いやぁ、すべらんなぁ。
池井戸作品、すべりません。おもしろい!
主人公の半沢直樹が活躍する、
シリーズ第3弾!
といっても、私は前2作を読んでません。
それでも、全然違和感なかったです。
ロスジェネとは、ロストジェネレーションの略で、
就職氷河期の世代のことです。
一方、主人公の半沢直樹はバブル世代。
ちなみに私はギリギリその間です。
当時、織田裕二主演の「就職戦線異常なし」という、
売り手市場の就職活動を描いた映画がありました。
すごいですよ。
新卒獲得のために、企業が躍起になって内定者を接待するんです。
そんなバブリーな時代の映画です。
ちなみにこの映画の主題歌は、
槇原敬之の「どんなときも。」。
槇原さんは、この曲で有名になったんですよね。
映画の内容はバブリーな感じですが、
公開当時、実はもうそういうのは終焉を迎えていました。
私はそんな時期の新卒です。
懐かしいな。
では、この本のストーリーです。
主人公・半沢直樹は、東京中央銀行のバンカー。
今は、東京セントラル証券に出向させられています。
そう、「させられている」。暴れ過ぎて・・・のようです。
その証券会社は、電脳雑伎集団というIT企業から、
ライバル会社の東京スパイラルを買収したいと相談を受けます。
電脳雑伎集団の担当は、ロスジェネの森山。
半沢の部下です。
しかし、親会社の東京中央銀行に、
買収アドバイザーの座を奪われてしまいます。
子会社の半沢らには、一言の断りもなく。
やられたら、倍返し。
半沢は部下の森山とともに、
理不尽な親会社に対して反撃に出る!
という内容です。
スカッと胸すく痛快バンクストーリーです。
銀行モノは、著者の得意技。
オススメです!!!
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