企業参謀ノート 入門編

  • 2012.09.08
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

「企業参謀ノート」

著者:大前研一

満足度:★★★★☆

長崎のABC不動産の部長のブログ

名作「企業参謀」はまだ読んでません。

本書は、著者のベストセラー「企業参謀」を分かりやすく

再編集した本です。

以前、「プロフェッショナルマネジャー」と、

ユニクロの柳井さん監修の「プロフェッショナルマネジャー・ノート」、

その両方を読んでみて、

どちらか一方のみで良かったと感じました。

今回もプレジデント書籍編集部の本だし、

どちらか一つで良さそうな気がして、

せっかく敷居を低くしてくれているので、

本家より、こっちをチョイス。

参謀とは、天気予報を見て、

「今日の天気は晴れのち曇り。降水確率は50%か」と

つぶやく人ではない。

雨が降りそうなら、

「社長、傘を持っていってください!」と言える人なのだ。

そういう前書きから始まります。

自分の頭でゼロから考えることなく、

答えを手本に求める癖が身に染みついている。

日本人にとって、「答え」とは考えるものではなく、

見つけるものなのだ。

と、日本人の悪いクセを指摘しつつ、

物事には、その結果に影響を与える主要因と言うべきものが

必ずいくつか存在する。

この要因をKFS(Key Factor for Success)と呼んでいる。

というように、後半はこのKFSについて、

特に強調して解説されています。

KFSは、他のビジネス書にも出てきたので、

一応、知っています。成功要因のことです。

本書では、宮本武蔵を例に出して、

1対100では、さすがの武蔵でも勝てませんが、

1対1の闘いなら「必ず勝つ」。

だから、武蔵にとってのKFSは、

「1対1の闘いに持ち込む」こと。

企業の戦略も、このKFS、必勝パターンを見極め、

それを実行していくことだということです。

おもしろかったです。

それと、大前研一さんの著書や訳書を

以前にも読んだことありますが、

とても読みやすいです。

特に本書は、短いセンテンスで構成されているので、

リズムよく、短時間で読むことができます。

短時間で読めるメリットは、

全体を把握しやすいということ。

他の大前作品も読もうと思いました。

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