会社で働く苦しみをなくすシンプル思考

  • 2012.11.13
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長崎のABC不動産のホンダです。

今日は本を紹介します。

会社で働く苦しみをなくすシンプル思考

著者:小倉広

満足度:★★★★☆

長崎のABC不動産の部長のブログ

別に私が苦しいわけではありません(笑)

私は理想に向かって楽しく仕事しているつもり。

でも、多くの人が様々な理由で苦しむのは、

当然のごとくあると思います。

そこで、働く苦しみと、

その解決法の両方を知りたくて購入しました。

読んでみて思ったのは、

苦しいと感じている認識はなくとも、

実は私自身も苦しいのだなということ。

苦しいと認めないほうが楽ですが、

認めないことには解決もしません。

他人を理解するために購入した本ですが、

意外にも自分の役に立ちました。

小倉さんの本を読むのは、

確かこれで4、5冊目です。

著作は20冊を超えていらっしゃるようなので、

まだまだ一部しか読めていませんが、

今までにハズレはありませんでした。

今回、これまで読んだ小倉節とは少し勝手が違っています。

私の小倉さんのイメージはどちらかといえば、

さすが元リクルート出身と思えるほど、イケイケな感じ。

しかし、今回はこれでもかというほど、

自分の失敗談をさらけ出し、

それを例にして話が進んでいくという内容。

そんな小倉さんの失敗談は、

似たような経験をしている人が多いと思います。

だから、わかりやすい。

少しだけ抜粋してみます。

事象が人を苦しめるのではない。

解釈、認知が人を苦しめるのだ。

どんなに正しい理論でも、

相手がそれに共感するとは限らない。

そして、相手が未熟であろうが、

相手を無理やり変えることはできない。

結果が出るギリギリまでこだわり、努力し、

結果が出た瞬間にこだわりを捨てる。

助言を求められたときは、気をつけたほうがいい。

相手が求めているのは、

本当は助言ではなく承認だ。

強制しない、押し付けない。

押しつけられたら、相手は必ず押し返す。

仕事には意味が必要だ。

人は意味のない仕事には耐えられないが、

意味が感じられれば頑張れる。

今いるメンバーがベストメンバー。

太字にしている、

「結果」についての部分ですが、

小倉さんはラグビーの試合にたとえて、

「ノーサイド」という言葉を使っていました。

試合に備えて練習に練習を重ね、

試合では勝利に向けて全力を尽くすが、

ゲーム終了と同時にノーサイド。

ノーサイドとは、

ホイッスルとともに勝ち負けを離れ、

敵味方がお互いの健闘をたたえ合うという、

スポーツマンシップをいいます。

つまり、結果は問題ではないということ。

結果にこだわらないというふうに聞こえるかもしれませんが、

そうではありません。

結果にはものすごくこだわって全力で取り組み、

結果が出たその瞬間に、

その結果には執着しないという考え方。

似たような考え方の例として、

日本一のマグロ漁師・山崎倉さんの言葉も

掲載されていました。

毎日の漁はもちろん道具の改良、

船の点検も怠らない。そして結果を待つ。

抗いようがない自然が相手だからこそ

自分ができる範囲のことをやり尽くすしかない。

これ、営業にも参考になりそうな言葉です。

相手あってのことなので、

自分がやれることをやり尽くして、

あとはお客様のご意向に従うしかありません。

そういえば、少し前に、

私は折りたたみ傘を買いました。

旅をするたびに必ず半分は雨が降るからです(笑)

究極の雨男です。

たとえば、1泊2日の場合、

1日は晴れて、1日は雨が降ります。

人生、良いことも悪いことも平等に起こるのだと、

たったの2日で悟らせてくれるわけです。

そして、傘を購入した私は、

雨が降って、その不運にガッカリするのではなく、

そんな不運を「受け入れた」ということになります。

私も大人になりました。

買ったときは、

そんなことを意識していたわけではありませんが、

この本に載っている松下幸之助さんの名言を見て

そう思いました。

「雨が降ったら、傘をさせばいい」

もちろん、これは比喩の言葉ですが、

私にはダイレクトに伝わりました(笑)

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