長崎のＡＢＣ不動産のホンダです。
今日から３月に入りました。
賃貸業界はこれから２～３週間にかけて、
一年間で一番のピークになります。
店はバタバタしていますが、
私の仕事は皆と一緒にバタバタすることではなく、
そのバタバタが終わったときに、
すぐに次の体勢にスムーズに移れるように準備を整えること。
サッカーと同じで自分のポジション（役割）を無視して、
皆がボールに集まると他がガラ空きになってしまいます。
とりあえず私の役割は、
そのゲームでプレイすることでも、
指揮することでもありません。
今やるべきことは、このあとの計画に沿って、
必要に応じた選手のポジションの組み替えと、
戦力の補充、そして、次の試合を組むこと。
ピークが過ぎると、新卒組が入社し、
人事異動があって、新体制でスタートします。
ポジションの組み替えは、
適性や能力もありますが、
本人がその仕事をぶっちゃけ好きか嫌いかというのも、
考えに入れたいところです。
それが小さな会社の人事。
もちろん、皆、大人なので、
好き嫌いで仕事は選びませんと言ってくれます。
それに、必ずしも好きなことで結果が出せる、
すなわち給料や賞与を上げていけると
思っているわけでもないみたいです。
よって、好き嫌いよりは、
実際に自分が結果を出せそうなポジションを
希望として口にする人が多い。
でも、本当なら、
好きなことをやって、結果も出せる。
それがいいに決まっています。
話は変わりますが、
少し前にバッティングセンターに行きました。
打ち損じてバットの先っぽに当たったボールが、
フワフワと飛んでいって、
「ホームラン」と書かれたボードにポーンと当りました。
「ホ～ムラ～ン！！！」
でっかいアナウンスが鳴り響きました（笑）
にもかかわらず、帰り際、受付を通ると、
そのまま「ありがとうございました～」と
声をかけられただけでした。
そう、ホームランは自己申告。
このバッティングセンターでは、
自分から言わないと賞品をもらえません。
会社も同じで自己申告しないと、
ポジションをもらえないときがあります。
会社は見てくれているだろう、
こうしてくれるだろう、
そう思わないほうがいいです。
ここぞとばかり、アピールしたほうがいいです。
大きな会社では、
果たしてその声が届くかどうかはわかりませんが、
小さな会社なら、すぐ届く。トップまで。
そして、その声は少なからず、
人事に影響を与えます。
もちろん、サッカー同様、
ポジションの枠は限りがあって、
「組み合わせ」というのもあるので、
必ずしも希望どおりになるとは言えません。
でも、人事担当として思うのは、
本音を言わないのは、損だということ。
本音を言うと損だと考えている人が多いと思いますが、
真実はその逆ではないかと。
たぶん、他の会社でも同じではないでしょうか。
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