長崎のABC不動産のホンダです。
今日は本を紹介します。
「時間に支配されない人生」
著者:ジョン・キム
満足度:★★★★☆
著者は、最近まで慶応大学の准教授だった人です。
以前、「媚びない人生」という本を読んで、
おもしろかったので、今回も買ってみました。
前作とまるきり違うかと言えば、そうでもなく、
やはりちょっと似ています。
それでも、おもしろかったですけどね。
内容は、本文の一部を借りて言うと、
「すべての時間を均等に配分することは、
自分の人生に対する冒涜である。
自分の命の欠片を何に対しても同等に扱ってしまうのは、
自分の人生において何が大切なのかを知らない、
もしくは知っていてもそれを実践していない証拠だ」
という感じの本です。
日々を無意識に過ごすのではなく、
明確な意識や基準を持って、
時間を使うことの重要さが書かれています。
文の中で、時間=命の欠片と呼んでいますが、
確かに時間は命と同じ。
映画「TIME」では、まさに時間が命そのものでした。
時間を使うということは、命を削るという行為。
それだけの価値があることだけに使いたい。
私も若い頃は、時間が無限にあるような錯覚の中、
自分の死を意識することはほとんどありませんでしたが、
40を過ぎて、ようやく残り時間のカウントができるようになりました。
しかし、それもまだまだ、人生80年が前提。
本書に書いてあるのは、
死がいつ訪れるとも分からないという前提です。
死は怖いので本来なら目を背けたいものですが、
それでも受け入れて意識することで、生が豊かになる。
時間を無駄にしたくないと思えてくるんですよね。
以前、読んだ本でそれを学び、
それからというもの、
一応、自分なりに充実した毎日を過ごしています。
でも、まだまだです。
他人から見た尺や、他人との比較ではなく、
自分の尺度で、自分が最も満足する人生のために、
何が大切で、何が不要なものか、
自分自身による取捨選択がもっと必要だと強く感じました。
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